マルクス

サボテンが花を7つ咲かせた。見事だ!

サボテンが花を7つ咲かせた。見事だ! 親サボテンが6つ、子サボテンが1つの花だ。この夏は、もう何回も咲かせている。ものすごい生命力だ!

〔20〕 賃金――労働力の価値の労働の価格への転形

〔20〕 賃金――労働力の価値の労働の価格への転形 マルクスは『資本論』第一巻の「第六篇 労賃 第十七章 労働力の価値または価格の労賃への転形」において、労賃すなわち賃金について論じている。 その章は次の言葉をもってはじまる。 「ブルジョア社会の表…

〔19〕 生産された商品の価値構成と生きた労働

〔19〕 生産された商品の価値構成と生きた労働 マルクスは「第七章 剰余価値率」において次のように展開している。 「剰余価値は、v、すなわち労働力に転態された資本部分について起る価値変動の結果にすぎず、かくしてv+m=v+Δv(vプラスvの増加分)である…

〔18〕 直接的生産過程の分析にたちもどる――生きた労働の二面的性格

〔18〕 直接的生産過程の分析にたちもどる――生きた労働の二面的性格 われわれは、『資本論』の最初に展開されている商品の諸規定について学んできた。ここで、その前に学習したところの、直接的生産過程の分析にたちもどろう。 われわれは、商品の二要因た…

〔12〕 使用価値をゴジラ化して捉える誤謬――商品の使用価値と使用価値としての使用価値

〔12〕 使用価値をゴジラ化して捉える誤謬――商品の使用価値と使用価値としての使用価値 マルクスは使用価値について次のように書いている。 「使用価値は、使用または消費においてのみ、みずからを実現する。諸使用価値は、富の――その社会的形態がどうあろ…

〔11〕 使用価値と価値

〔11〕 使用価値と価値 第二パラグラフ以下では、始元としての商品の一契機をなすところの、それの論理的に抽象的な諸規定が論述されている。この論述は、始元を出発点とする上向的展開における下向的分析といえる。 ここでは、資本制生産を物質的基礎とし…

〔10〕 『資本論』の冒頭にもどる――商品

〔10〕 『資本論』の冒頭にもどる――商品 資本が賃労働をどのようにして搾取するのかということの基本的な構造をみたうえで、『資本論』の冒頭にもどる。 私がこのような順番で論じてきたのは、私のこの文章を読んでくれる若者たちとすべての人たちに、今日…

〔9〕 人間生活の永遠的な自然条件としての労働過程

〔9〕 人間生活の永遠的な自然条件としての労働過程 マルクスは『資本論』第一巻第三篇第五章の第一節において、労働過程の諸規定を明らかにしている。この節の最初の一パラグラフと最後の部分を取り去るならば、その論述は労働過程一般の諸規定を明らかに…

 はじめまして

資本論を読もう! 資本論を読もう! 新入生のみなさん! これから社会人として働くみなさん! 生活のためにずっと働いてきたみなさん! 私は、みなさんに、資本論を読んでほしい、と思っています。 新型コロナの蔓延のせいで、たいへんでしょう。仕事を奪わ…