与党も野党もどうしようもない。これは国会が階級対立をおおい隠すものであるからだ

与党も野党もどうしようもない。これは国会が階級対立をおおい隠すものであるからだ

 

 与党も野党もどうしようもない。これは「政治とカネ」の問題を見れば一目瞭然だ。これは、政府が先制攻撃のための軍事力を増強していることを見れば、そして、それへの野党のへなちょこさを見れば、明らかだ。

 こんな連中が、「私を国民の代表に」などと言って、一票欲しさに頭を下げている。これは欺瞞だ。これは、労働者・勤労者・学生・知識人をだますものだ。

 これは、国会が資本家階級と労働者階級との階級対立を隠蔽(いんぺい)するものであるからだ。資本家階級が労働者階級を搾取し収奪し抑圧していることをおおい隠すための機関が国会すなわちブルジョア議会なのである。

 現存する日本国家はブルジョアジー(資本家階級)独裁の国家なのであり、国家のこの階級的本質をおおい隠し、あたかも日本という土地に住まう人びとの全体の利害を代表するものであるかのように見せかけるためのものが、国会なのであり、国会選挙なのである。

 みんな、だまされてはならない。

 資本家による労働者の搾取を廃絶し、労働者階級がみずからを解放するためには、国会をはじめとする現存する一切の国家機関を廃止し、労働者たちがみずからを組織してつくる労働者評議会(ソビエト)を創造し、これを最高の機関に・すなわち・国家そのもの(労働者国家)にたかめなければならない。

 この自覚をもとう。この自覚をもって、石破政権の反動的な諸攻撃に反対する闘いを展開し、石破政権を打倒しよう!

 

ブルジョア議会選挙とソビエト(労働者評議会)創造のわれわれの意志の貫徹

ブルジョア議会選挙とソビエト(労働者評議会)創造のわれわれの意志の貫徹

 

 21世紀現代の日本の物質的および階級的の諸条件のもとでは、プロレタリア世界革命の立場にたって日本プロレタリア革命を実現するためには、われわれプロレタリア党は、職場ソビエト(職場労働者評議会)を基底とし、産業別的業種別的構成と地方別的地区別的構成との二重の構成をもつソビエト(労働者評議会)を創造しなければならない。諸産業を諸独占体が支配し、そのもとに膨大な中小諸企業や個人営業者をあみこみ、「連合」傘下の諸労働組合および労働組合には組織されていない労働者たちを企業経営者のもとにからめとっているからである。二重の構成をもつソビエトは、このような労働者たちがみずからを階級として組織する形態なのである。

 われわれプロレタリア党は、一定の主客諸条件のもとでこのようなソビエトを創造する、ということを意志するのであり、この主客諸条件が成熟していない平時でのブルジョア議会選挙に際しては、ブルジョア議会粉砕・一切の議会主義反対の、すなわち反議会主義の、イデオロギー的=組織的闘いをくりひろげるというかたちで、この意志を貫徹しなければならない。なぜなら、ブルジョア議会選挙そのもの・および・ブルジョア議会に依存するという議会主義にもとづく既成の諸政党の諸行動は、労働者たちを単なる一票におとしめて、彼らの現存社会への怒りと階級的自覚の芽生えを踏みつぶし、彼らを現存ブルジョア支配秩序のもとによりいっそうがっちりと抱きこむものだからである。

 われわれプロレタリア党は、——たとえそれなりに大きな組織的力量をもっているという諸条件のもとでさえも、——ブルジョア議会選挙に党としての立候補者を出すならば、労働者たちを票として獲得することを迫られるのであって、これまで積み重ねてきたところの、労働組合での・職場での・また地域での大衆的および組織的の基盤を創造する闘いと衝突することになる。わが党の候補者に一票を投じた労働者は、どうしても、この候補者が議会で議員として活動することに期待を寄せることになるのであり、これは、ブルジョア議会において議員としてなにがしかのことをなしうるかのような幻想をもつことにつながってくるからである。

 このような考察にもとづいて、われわれは、今日のブルジョア議会選挙に際しては、労働者たちに階級的自覚をうながし彼らを階級として組織するために、一切の議会主義に反対し、この資本主義社会をくつがえすことを目的としてブルジョア国家機関を粉砕しソビエトを創造する、という意志を彼らに獲得させるためのイデオロギー的=組織的闘いを展開するのでなければならない。

 

旧安倍派の解体推進と日米関係改編の新たな日本ナショナリズムの貫徹

旧安倍派の解体推進と日米関係改編の新たな日本ナショナリズムの貫徹

 

 国家権力者となった石破茂を先頭とする自民党執行部は、「不記載」としてトカゲのしっぽ切りをした下村・西村・高木・萩生田・平沢・三ツ林の6人を非公認とし、その他の議員についても、公認したとしても比例区との重複立候補は認めない、と決定した。

 これは、直接には、自民党幹部どもの選挙対策のための自己保身であるが、旧安倍派の解体をさらに推進する、という意味をもつ。これは、イデオロギー的には、日本独占ブルジョアジーの利害を体現する国家権力者が、旧安倍派の面々につらぬかれているナショナリズムを戦後の日本の体制を維持してきたものとしての対米従属的なものとして否定し、日本国家の地位をよりいっそう高めた日米関係を築くとする新たな日本ナショナリズムを貫徹したことを意味するのである。

 石破政権は、中国・北朝鮮の軍事基地をたたく先制攻撃のために日本の軍事力を飛躍的にたかめること、そして日本軍(自衛隊)の地位を相対的にたかめるかたちで日米軍事同盟を強化することを、目論んでいる。国家権力者・石破茂がこの軍事力強化政策=日米関係改編政策につらぬいているイデオロギーが、あらたな日本ナショナリズムなのである。

 労働者・勤労者・学生・知識人は、石破政権のこの軍事力の飛躍的強化の策動を粉砕しよう。

 野党の諸党が、選挙の票をかき集めることに狂奔するのは、労働者たちを職場から切り離してバラバラにし投票所での一票におとしめるものである。労働者たちは職場で階級として団結しよう。国会は、資本家階級が労働者階級を支配するための国家機関の一つである。このような国会に依存する一切の議会主義を打破し、労働者たちがみずからを階級として組織する形態たる労働者評議会(ソビエト)を創造するという展望をもってたたかいぬこう!

 

石破政権による軍事力の飛躍的増強策動阻止!労働者を一票に落としこめる議会主義の誤謬をあばきだそう!

石破政権による軍事力の飛躍的増強策動阻止!労働者を一票に落としこめる議会主義の誤謬をあばきだそう!

 

 国家権力者・石破茂は、所信表明演説において、中国を主敵として、日米軍事同盟の強化を基軸とし韓国やオーストラリアなどの反中国のアジア・太平洋諸国との軍事的連携を強めつつ、日本の軍事力を飛躍的に増強する意志をむきだしにした。

 成立した新政権の策動をうちくだき石破政権そのものを打倒するために、労働者たち・勤労者たち・学生たちは、プロレタリアートの立場にたって階級的に団結してたたかおう。

 この闘いを実現するためには、共産党立憲民主党などの反自民を語る諸勢力が全精力を注ぎこんでいる票のかき集め、その誤謬を徹底的にあばきだしていかなければならない。票のかき集めが誤謬であるのは、労働者たちがいっしょに働き・資本家による搾取の苦しみとそれへの怒りを共有している職場において労働者たち自身の団結をかちとるのではなく、労働者たちをバラバラにしたうえで投票所での一票におとしめてしまうものだからである。

 労働者たちを職場から切り離しバラバラにして単なる一票としてあつかうこと自体が、支配者たちが労働者たちを現存する資本主義的秩序のもとにからめとるためのものなのである。国会それ自体が、資本家階級が労働者階級を支配するための国家機関の一つなのである。国会は、資本家による労働者の搾取をおおい隠すためのイチジクの葉なのである。

 反自民を語る諸政党が議席を拡大するために票のかき集めに奔走するのは、国会というブルジョア議会の階級的本質をおおい隠し、このブルジョア議会に依拠するという議会主義を自分たちの信条としているからなのであり、これは労働者の団結を踏みにじるものであり、反労働者的なものなのである。

 労働者たち・勤労者たち・学生たちは、国会すなわちブルジョア議会の階級的本質を自覚し、一切の議会主義に反対するという意志をうちかためなければならない。

 労働者たちが資本家による搾取を廃絶し、労働者階級の自己解放をかちとるためには、ブルジョア国家機関を粉砕し、職場を基礎とする労働者評議会(ソビエト)を創造しなければならない。労働者評議会(ソビエト)は、労働者階級が階級として団結する組織形態なのである。

 われわれは、衆院選挙すなわちブルジョア議会選挙のただなかにおいて、このようなことがらを明らかにしてたたかっていかなければならない。

 

1871年のパリ・コンミューンはブルジョア国家機関を粉砕した。コンミューンは労働者階級解放の組織形態だ

1871年のパリ・コンミューンはブルジョア国家機関を粉砕した。コンミューンは労働者階級解放の組織形態だ

 

 共産党立憲民主党も——その他の野党は当然のこととして——自分たちは労働者を代表する党だ、とは主張しない。せいぜい反自民の党として押し出すぐらいのものである。これは、あらゆる政党が現存支配秩序を維持するとしたうえであれこれの違いを出しているにすぎないものだからである。これらの連中は、労働者たちを支配するか欺瞞することを自分たちの任務としている者たちばかりなのである。票が欲しいと動き回っている連中は、こういう者たちなのである。このことは、日本で国会と呼ばれるブルジョア議会そのものが、資本家階級が労働者階級を支配するための機関であることにもとづくのである。

 われわれは、労働者階級の闘いの歴史から教訓をつかみとらなければならない。

 歴史上はじめて労働者階級がブルジョア国家機関を粉砕したのは、1871年のパリ・コンミューンであった。

 コンミューンは、「そのもとにおいて労働の経済的解放が達成されるべき、ついに発見された政治形態であった。」——マルクスは、1871年のパリ・コンミューンの意義をこのようにつかみとったのである。

 マルクスが明らかにした、この政治形態の特質は、「コンミューン型国家の四原則」と呼ばれる。

 ①「コンミューンの最初の命令は、常備軍を廃止し、それを武装した人民ととりかえることであった。」——プロレタリア民兵

 ②「コンミューンは、パリの各区での普通選挙によって選出された市会議員から成っていた。彼らは責任を負い、いつでも解任することができた。コンミューン議員の大多数は、もちろん、労働者か、労働者階級の公認の代表者かであった。」——完全な選挙制とリコール制

 ③コンミューンは議会ふうの団体ではなく、同時に執行し立法する行動的団体でなければならなかった。」——立法と執行をかねそなえた行動的団体

 ④「コンミューンの議員をはじめとして、公務は労働者なみの賃金で果たされなければならなかった。」——労働者なみの賃金

 レーニンは、このことを『国家と革命』でまとめている(第三章の二「粉砕された国家機関を何にとりかえるのか?」国民文庫版では55頁~57頁)のである。

 1917年のロシア革命のときに、労働者・農民がツァー専制国家権力を打倒するために創造したソビエト(労働者評議会)は、このコンミューンのロシア的形態であった。と同時に、このソビエト=コンミューンは、労働者階級がプロレタリア革命を実現するために創造すべき普遍的な組織形態なのである。

 われわれは、1871年のパリ・コンミューンの経験とそのマルクスの教訓化および1917年のロシア革命の経験とそのレーニンの教訓化をわがものとして継承し、そして発展させて、21世紀現代世界において、あらゆる帝国主義国家権力および資本主義国家権力を打倒するためにプロレタリアートは、ブルジョア国家機関を粉砕し、職場ソビエト(職場労働者協議会)を基底として産業別的業種別的と地方別的地区別的との二重の構成をもつソビエト(労働者評議会)を創造しなければならない、ということを明らかにしてきた。

 われわれはまさに、この衆院選挙のただなかにおいて、反議会主義の立場にたち、労働者・勤労者・学生たちを階級的に変革するために、いま述べてきたようなことがらを明らかにするイデオロギー的=組織的闘いを大胆かつ柔軟にくりひろげていかなければならない。

 

石破のアジア版NATO創設の主張は次のとおり。今日的な日本ナショナリズムの提起と捉えるべきである

石破のアジア版NATO創設の主張は次のとおり。今日的な日本ナショナリズムの提起と捉えるべきである

 

 石破茂のアジア版NATO創設の主張の概要は、次のものである。個々の政策の提起は、現実的なものとアドバルーン的なものとを混然一体とするかたちでふくむ。国家権力者の座についた石破茂が、ここでのべている個々の政策を現実的な政策とする、とは言えない。石破のこの主張は、日本独占ブルジョアジーがいま鼓吹している日本ナショナリズム——衰退するアメリカ国家を支えるかたちで日本国家が世界に雄飛するのだ、とするそれ——を石破が石破の独自性を発揮するかたちで体現したものだ、と捉えるべきである。(石破の主張は、インターネット上で流されているものから引用した。)

 

 自民党石破茂総裁は、日米安全保障条約を改定し、日米同盟の「非対称性」を改めるべきだとの考えを示した。米英並みの対等な同盟関係に引き上げる狙いがある。自衛隊を米領グアムに駐留させ日米の抑止力を強めることを提起した。

 米シンクタンクのハドソン研究所が27日、ウェブサイトに同氏の寄稿を掲載した。

 石破氏は寄稿で日米安保条約に関し「『非対称双務条約』を改める機は熟した」と訴えた。米国が日本の防衛、日本が米国への基地提供の義務をそれぞれ負うものの、義務の内容が異なると言及した。

 日米は1951年に安保条約を結んだ。米国による日本防衛の義務を明記していなかったため、60年に改定し70年に自動延長した。石破氏は在日駐留米軍の法的特権を認めた日米地位協定の改定も同時に提案した。27日投開票の総裁選期間中に訴えた。

 アジア版の北大西洋条約機構NATO)の創設を前提に日本を含む参加国への米国の核兵器の持ち込みを検討すべきだとも主張した。持ち込みを禁じる日本の「非核三原則」との整合性を問われかねない。

 アジア版NATOの創設も石破氏の総裁選での公約だった。寄稿では「今のウクライナはあしたのアジア」と指摘した。ロシアのウクライナ侵略と似た紛争がアジアで起こるリスクに警鐘を鳴らした。中国による台湾侵攻を念頭に置く。

 理由として「アジアにNATOのような集団的自衛体制が存在せず、相互防衛の義務がないため戦争が勃発しやすい状態にある」と唱えた。アジア版NATOの創設で中国とロシアと北朝鮮の「核連合」を抑止する必要があるとも主張した。

 NATO締約国は1つの加盟国への攻撃を全ての加盟国への攻撃とみなして反撃する集団的自衛権を行使する。石破氏は同様の枠組みをアジア版NATOとして「中国を西側同盟国が抑止するために不可欠だ」と言明した。

 「アジア版NATOで米国の核シェアや持ち込みも具体的に検討しなければならない」とも説いた。米軍はNATO加盟国を守るためにドイツやトルコなどに核を配備している。

 北朝鮮や中国の核増強で米国によるアジアへの拡大抑止は「機能しなくなっている」と懸念を表明した。拡大抑止は敵国が日本や韓国などに核を使えば、米国が核で反撃すると事前に明言し、核使用を思いとどまらせる考え方だ。

 石破氏は自民党総裁選の論戦で、米国が核を使用する際の意思決定の過程を、日本が同盟国として共有する仕組みをつくるべきだと訴えた。

 インド太平洋地域では東南アジア諸国連合ASEAN)をはじめ米中のどちらかへの肩入れをためらう国が目立ち、アジア版NATOを実現するハードルは高いとの見方が多い。

 

 ——引用は以上。

 

衆院選に向けて政治家どもが動く。ブルジョア議会粉砕、一切の議会主義反対のイデオロギー闘争を

衆院選に向けて政治家どもが動く。ブルジョア議会粉砕、一切の議会主義反対のイデオロギー闘争を

 

 国家権力者の座に就いた石破茂は、10月9日衆議院解散、27日衆院選投開票をうちだした。

 自民党を先頭とする、日本独占ブルジョアジーの階級的支配を盤石にすることを狙う諸政党は、選挙ムードをかきたて、労働者たち・勤労者たちをブルジョア支配秩序に安定的にからめとることに必死となっている。

 自民党政権に反対する諸政党もまた、選挙の票をとることに狂奔し、国会というブルジョア議会への幻想をあおりたてることに精力をついやしているのである。これは、労働者たち・勤労者たちにたいする裏切りである。いや、彼らは、あらかじめ裏切っているのであって、労働者たちの代表面(づら)をして議席につき、労働者たちを裏切り踏みにじることを競い合っているのである。立憲民主党以下の諸政党がそうである。日本共産党もまた、「資本主義の枠内での改良」を追い求める修正資本主義路線のもとに、労働者たち・勤労者たちを欺瞞して票をもらうことに奔走しているのである。

 彼らの誤謬は、ブルジョア議会に依存する議会主義に陥没していることにある。彼らは、ブルジョアジーが労働者階級を支配する機関たる国家機関を粉砕するという意志をかつて一度としてもったことがないか、一度はもったことのある意志を捨て去って久しいのである。これが、労働者たち・勤労者たちを踏みにじる紋章である。

 レーニンは——マルクスの意志を継承して——言った。

 「支配階級のどの成員が、議会で人民を抑圧し、ふみにじるかを数年に一度きめること、——議会主義的立憲君主制ばかりでなく、もっとも民主的な共和制のばあいにも、ブルジョア議会制度の真の本質はまさにここにある。」(レーニン『国家と革命』第三章の三「議会制度の廃棄」、国民文庫版では61頁)と。

 (マルクスは、ブルジョア議会にかんして、「支配階級のどの成員が議会で人民を代表し、ふみにじるべきかを〔人民を誤り代表すべきかを〕三年または六年に一度きめる」と書いている(『国家と革命』60頁に引用されている)。「人民を誤り代表すべきか」という表現は理解が難しいので、レーニンはこのマルクスの意をくんで「人民を抑圧し、ふみにじるか」と書いたのであろう。マルクスの皮肉たっぷりの表現がおもしろいので、ここに引用した。)

 まさに、そうだ。このようなブルジョア議会たる国会に幻想をもってはならない。このような議会に依存する一切の議会主義に陥没してはならない。

 労働者たち・勤労者たち・学生たちは、労働者階級の解放をかちとるために、ブルジョアジーが支配するための機関たる国家機関を粉砕し、労働者国家の組織形態たるソビエト(労働者評議会)を創造する、という意志をもたなければならない。すなわち、労働者たちはみずからをプロレタリアとして自覚し、そして勤労者たち・学生たちは労働者階級の立場にたち、職場ソビエト(職場労働者評議会)を基底として、産業別的および地区的地方別的の二重の構成をもつソビエト(労働者評議会)を創造し、これを唯一の国家権力にたかめる、ということをおのれの決意たらしめなければならない。

 われわれプロレタリア党とその成員は、まさにブルジョア議会選挙がおこなわれるそのときに、このような、ブルジョア議会粉砕・一切の議会主義打破のイデオロギー闘争を展開し、この内容を労働者たち・勤労者たち・学生たちに物質化するために組織的にたたかうのでなければならない。