2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

フィリピン労働者家族が住んでいた家、その後

その後の家 フィリピン労働者数家族が住んでいた 彼らはどこかへ行ってしまった 家だけがそのまま残されている

〔17〕 商品A=商品B――価値鏡

〔17〕 商品A=商品B――価値鏡 「x商品A=y商品B すなわち、x量の商品Aはy量の商品Bに値する。」(長谷部訳、青木書店版、一三四頁) 「あらゆる価値形態の秘密は、この簡単な価値形態のうちに潜んでいる。だから、これの分析は本来的な困難を呈する。…

〔16〕 価値形態――貨幣形態の論理的な発生史・すなわち・価値形態の発展の論理的解明

〔16〕 価値形態――貨幣形態の論理的な発生史・すなわち・価値形態の発展の論理的解明 『資本論』の「第一部 資本の生産過程」「第一編 商品と貨幣」「第一章 商品」において「第一節 商品の二要因――使用価値と価値」「第二節 商品で表示される労働の二重性…

〔15〕 商品およびこれにふくまれている労働の質的側面と量的側面――「質」という規定について

〔15〕 商品およびこれにふくまれている労働の質的側面と量的側面――「質」という規定について マルクスは、商品の使用価値および価値を、商品の質的側面および量的側面と規定している。それとともに、商品の使用価値の実体をなす具体的有用労働および商品…

〔14〕 商品の価値の大いさ

〔14〕 商品の価値の大いさ ある商品が他の商品をみずからに等置することによって、これらに対象化されている労働の有用的性格は消失し、これらの労働は等質なものとなる、すなわち価値の実体として抽象的人間労働という規定をうけとる、とともに、それぞ…

〔13〕 使用価値の実体と価値の実体――実体

〔13〕 使用価値の実体と価値の実体――実体 商品の実体はこれに対象化されている労働であり、商品に対象化されている労働は、使用価値の実体としては具体的有用労働と規定され、価値の実体としては抽象的人間労働と規定される。このように、商品に対象化さ…