ゼネコンも「脱炭素」に必死

ゼネコンも「脱炭素」に必死

 

 <ゼネコン「脱炭素」競う>と題して読売新聞は次のような記事を掲載した(2022年1月24日夕刊)。

 <鹿島建設竹中工務店、化学メーカーのデンカの3社は、共同で次世代のコンクリートの開発を急いでいる。建材用のコンクリートは、原料となるセメントなどを焼いてつくる。製造過程では多くのCOが発生する。3社は、鹿島やデンカなどが開発したCOの吸収技術を生かし、製造時のCO排出量よりも吸収量が多いコンクリートを実用化したい考えだ。>

 日本の独占資本家どもは必死だ。これを宣伝する読売新聞も必死だ。世界の諸独占体に比して日本の諸独占体の「脱炭素」技術の開発は立ち後れているからだ。

 独占資本家どもは、従来の生産過程から労働者たちを放逐して、新たな技術にもとづく生産工程を構築することを意図しているのである。労働者たちは、このような攻撃に真っ向からたちむかうために階級的に団結しよう!