文芸春秋首脳部と参政党と日本支配階級の意図は、天皇制国粋主義の貫徹だ!!

文芸春秋首脳部と参政党と日本支配階級の意図は、天皇国粋主義の貫徹だ!!

 

 文芸春秋の<緊急特集 それは日本人の心の叫びか、それとも排外主義か>を読んだ。それは、「激論!」でも何でもなく、「日本人ファースト」は、排外主義ではまったくなく、「日本人の心の叫びだ」というように、ただただ参政党を賛美し、もちあげるものであった。文芸春秋の首脳部は、日本独占ブルジョアジーの意を体して、極右勢力=参政党を支援する論陣を張ったのである。

 ここに、極右のイデオロギーを鼓吹する洪水の堰は切っておとされた。

 このことは、登場した三人のうちの一人、参政党幹事長・安藤裕の次の言葉に端的にしめされる。

 「安藤 日本人の間でも日本語は簡単になっていますね。例えば、戦前と比べても相当の変わりようで、現代の日本人にはなかなか読めない。

 日本語の劣化は、日本人全体の劣化につながっていると思います。例えば、天皇陛下のお言葉も、今はできるだけ平易でわかりやすいものにしていただいていますが、日本最高の知性がつくる最高の言葉であっていい。言葉のもつ格調の高さや奥深さにこそ知性は宿るからです。」

 参政党の幹事長ともなると、天皇について、こんなものの言い方をするのだ!

 「天皇陛下のお言葉……していただいています……日本最高の知性……」と。何という、もちあげよう! 何という臣民ぶり、皇民ぶり!

 この男の心と衝動は、戦前への回帰である。現代の日本語は日本語の劣化であり、日本語の劣化は日本人全体の劣化であって、戦前のような日本人になれ、ということなのである。それは、天皇を最高の知性としてうやまい、戦争におもむいて「天皇陛下万歳!」といって死ぬ、そんな日本人になれ、ということなのである。「日本人ファースト」のファーストたりうる日本人は、こんな日本人なのだ、こんな日本人になれ、ということなのである。

 間違えてはならない。参政党は、現にあるがままの日本人を大切にする、と言っているのではない。ましてや、労働の搾取と生活に苦しんでいる労働者を大切にする、と言っているのではない。参政党は、日本の労働者たちに、日本国家の領土に住まうすべての人びとに、天皇を崇め奉り、天皇の言葉にしたがって戦争におもむく、そんな日本人になれ、と命令しているのである。外国人労働者にたいしては、そんな日本人に同化せよ、戦前の日本語と天皇をうやまう心と神話と礼儀を体得した人間になれ、そんな人間となった外国人だけに日本に住むことをゆるす、と言っているのである。

 まさに、参政党の目的と、この特集を組んだ者の意図は、天皇国粋主義の貫徹にほかならない。

 労働者たち・勤労者たち・学生たちは、参政党などの極右勢力と支配階級が目論む、新たな戦争体制の構築をうち砕くために、みずからを階級として組織し、労働者国際主義を貫徹してたたかおう!