「政治意識をたかめる」と追求するのではなく、「社会の問題を考えよう」と提起するのがいいのではないか

「政治意識をたかめる」と追求するのではなく、「社会の問題を考えよう」と提起するのがいいのではないか

 

 組合員と話していると、「政治的な話しをすると引いてしまう組合員がいるんじゃないかなあ」とか「私は政治には疎いんで」とかという反応がかえってくることがある。このような反応がかえってきたときには、相手は自分が政治的な方向に引っ張っていこうとしていると感じたのだとうけとめ、自分が「組合員たちの政治意識をたかめる」という問題意識にもとづいて論議していないかどうかというようにふりかえったほうがいい、と思う。

 われわれはどうしても組合員たちの政治意識をたかめる、というように追求しがちになるのであるが、そうではなく、社会の問題について考えるようにうながす、というように考えて、相手が、この人は、社会の問題について考えよう、と提起しているのだ、と感じるような内容と言葉づかいで話しするのがいい、と私は思う。

 

               社会の問題を考える