イラン反戦闘争の方針の骨組み

イラン反戦闘争の方針の骨組み

 

 アメリカ帝国主義国家とイスラエル国家は、自国軍を動員してイランに軍事侵略した。これは、イランの反米国家を打倒し中東地域を支配するという・両国の国家権力者と支配階級の利害を貫徹するための帝国主義的侵略にほかならない。これは、これらの支配者どもが、自国の労働者たちや勤労者たちを独自のナショナリズム・イデオロギーでだまし、兵士として駆りだしたものなのである。

 われわれ日本のプロレタリア党は、この帝国主義的軍事侵略に断固として反対し、労働者たち・勤労者たち・学生たちを階級的に組織して、この侵略をうち砕く闘いを展開しなければならない。

 われわれ日本のプロレタリア党は、アメリカおよびイスラエルの労働者階級および勤労諸階層に属する人びとに、一切のナショナリズムから決別し、みずからを階級として組織して、軍事侵略する自国の国家権力を打倒する闘いに決起すべきことを訴え、彼らと日本のプロレタリアートとの、そして全世界のプロレタリアートの階級的で国際的な団結を創造するために奮闘しなければならない。

 イラン国家は、この軍事侵略にたいして、自国の軍事力をもって対抗した。

 われわれ日本のプロレタリア党は、この軍事的対抗にどのような態度をとるべきなのか。

 イラン国家のこの軍事的対抗それ自体、イランのイスラム支配体制とその国家を守るという国家権力者および支配階級の利害を貫徹するために、労働者たちや勤労者たちをイスラームという宗教とナショナリズムでだまし、兵士として動員した軍事行動なのである。イランの支配階級の者どもは、労働者たち・勤労者たちを過酷に搾取し収奪し、これに反抗して起ちあがった労働者階級の人びとを国家権力によって徹底的に弾圧してきたのであり、弾圧しているのである。イランの国家権力者は、このイスラム支配体制を守るために、軍事的に対抗しているのである。

 イランの被支配階級に属する人びとは、アメリカ国家とイスラエル国家によるあまりにも凶暴で自国の利害むきだしの軍事的破壊と虐殺に憤るあまりに、イラン国家を守るという意識と行動に走っている。これは、イランの支配階級にだまされたものなのである。

 われわれ日本のプロレタリア党は、イラン国家の軍事的対抗にも断固として反対し、イランの労働者たち・勤労者たちに、宗教的呪縛とナショナリズムからみずからを解きはなち、アメリカ帝国主義国家とイスラエル国家の軍事侵略に断固として反対すると同時に、これへの対抗的軍事行動に自分たちを動員する自国政府に反対し、自国政府を打倒するための階級的団結を創造すべきことを呼びかけ、彼らとの国際的な連帯をかちとっていかなければならない。

 全世界的には、自国およびその勢力下の被支配階級の人びとへの搾取と収奪と抑圧を強化する帝国主義諸国家と資本主義諸国家が経済的政治的軍事的に抗争しているのである。あらゆる諸国家は、全世界的なつながりをもつ。全世界の被支配階級の人びとは苦しめられている。

 まさにこのゆえに、われわれ日本のプロレタリア党は、世界プロレタリア党を——みずからをその構成部分として——創造するという立場にたって、全世界のプロレタリアートに、一切の帝国主義国家権力と資本主義国家権力を打倒すべきことを、すなわちプロレタリア世界革命を実現すべきことを訴え、そのためのイデオロギー的=組織的闘いを断固としてくりひろげなければならない。