日本共産党は「趣味や家族との時間を」と言う。この過酷な、うつ病にされる労働をどうするのか。のんきなものだ!
日本共産党は次のように言う。
「人間はただ働いて、食べて、寝るだけの存在ではありません。趣味や家族との時間など「自由な時間」があってこそ、豊かな人生ではないでしょうか」、と。
何をのんきな!
労働者は、過酷な労働を強いられているのである。食べるだけの食料を買えないのである。寝る時間もないのである。「趣味や家族との時間」などと言っているほどの余裕はないのである。もっとせっぱづまっているのである。
これをどうするのか。
労働者は、うつ病にされるほどに追いつめられているのである。これは、労働者が資本家によって搾取されているからなのだ。資本によって労働という生き血を吸われているからなのだ。労働者の労働は、資本主義的に疎外された労働であるからなのだ。
この搾取を、この労働の疎外を、そのままにしておいて、「人間はただ働いているだけの存在ではない」とは何事か。
彼らがこんなことを言うのは、日本共産党の指導部が「修正資本主義」の路線をとっているからなのである。すなわち、資本主義の枠内での改良を追い求めているからなのである。
彼ら日共指導部は、資本が賃労働を搾取する関係を転覆する、という気がないのである。疎外された労働を廃絶し、労働の本質形態を実現する、という気がないのである。彼らは、現在の資本主義的な秩序にどっぷりとつかっているのである。
ほかの政党は、もっと右であるか、右そのものである。
こんな連中が人気取りのための言辞を弄しているのが、国会であり、国会選挙なのである。
こんな連中を一掃しよう!
資本主義的な支配秩序そのものをその根底からくつがえそう!
がんばろう!