自公による戦闘機輸出合意弾劾! 東西帝国主義陣営の軍事的抗争をうちやぶる反戦闘争を展開しよう!

自公による戦闘機輸出合意弾劾! 東西帝国主義陣営の軍事的抗争をうちやぶる反戦闘争を展開しよう!

 

 自民・公明の両党は、日本がイギリスおよびイタリアと共同で開発する次期戦闘機の第三国への輸出を——個別に閣議で決定したりしたうえで——推進することを合意した。戦闘機のこの輸出は、高度な攻撃能力をもつ戦闘機の開発費用を捻出するためであると同時に、インドなどのグローバル・サウス諸国を西側帝国主義陣営の側にからめとっていくことを狙ったものである。

 小野寺五典元防衛相は、「タブーだったものに風穴を開けた。防衛装備の共有は、(輸出先との)強い絆となる」、と胸を張った。これこそ、軍事的にも日本帝国主義を西側帝国主義陣営の一員として雄飛させる、という腹をあらわにしたものにほかならない。

 ウクライナで、パレスチナで、台湾海峡で、というように、米欧日の西側帝国主義陣営と中露の東側帝国主義陣営との軍事的抗争が激化している。

 全世界の労働者・人民は、この軍事的抗争をうちやぶるために、プロレタリア・インターナショナリズムの立場にたって、革命的反戦闘争を展開しよう!