インドのつなぎとめに必死の米日帝国主義国家権力者、その支配を根底からくつがえそう!

インドのつなぎとめに必死の米日帝国主義国家権力者、その支配を根底からくつがえそう!

 

 日本・アメリカ・オーストラリア・インドの諸国家権力者は、クアッドの会合を開催した。

 米日両国家権力者どもは、ウクライナに侵略したロシアを非難しないインドを、中国への対抗を餌にして・西側帝国主義陣営の側につなぎとめることに必死なのである。

 だが、国境をめぐって紛争する中国と対抗するために・兵器の輸入を中心にしてロシアに頼ってきたインドは、西側帝国主義諸国から技術・資本を輸入するというかたちで甘い汁を吸いつつも、それらの西側諸国の没落につきあうわけにはいかないのである。何年か後には、経済規模において、中国がアメリカを上回り、その何年か後にはインドが中国を上回る、ということが予測されているのであって、インドの国家権力者は、何としても自国が世界の大国にのしあがるために、西側帝国主義諸国から種々の援助を引き出しつつ、BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)の連携を強化することを狙っているわけなのである。

 このように抗争しつつ相互に依存しあう資本主義諸国家、その権力者どもと資本家どもによる労働者・人民の搾取と収奪と支配をその根底から転覆するために、全世界のプロレタリアートは国際的に階級的に団結しよう!