独占資本家どもの階級的野望をうちくだき、労働者階級の階級的団結で労働者総体の大幅な賃上げをかちとろう!
独占資本家どもは、「連合」傘下の自企業の労働組合にたいして、「満額回答」あるいは「要求以上の賃上げの回答」を出した。これは、自企業の組合の労働貴族どもをつうじて労働者たちをしっかりと自分たちのもとへ抱きこむ、と同時に、優秀な技術性をもった労働者たちを自企業に獲得する、という階級的野望を、独占資本家どもが貫徹したものにほかならない。
非正規雇用労働者の賃上げの回答が部分的になされたのも、不満を抱くパート労働者たちを懐柔するためのものなのである。なぜなら、正規雇用労働者と非正規雇用労働者とを厳然と区別し、労働者たちの階層的な分化を促進したうえでのそれなのであり、このような階層的な分化を基礎にして労働者たちをよりいっそう搾取することを狙ったものなのだからである。膨大な数の未組織労働者たちには、よりいっそうの過酷な労働が強制されているのである。
労働者たちは、独占資本家どもによる「連合」の労働貴族どもを使っての階級的支配に抗して、「連合」傘下の労働組合の下部組織から、またその他の組合から、そして組合のない職場から、労働者たちの階級的団結を創造し、強化していこう! この階級的団結を基礎にして、労働者総体の大幅な賃上げをかちとろう!