ストライキ闘争をたたかった、そごう・西武労組の労働者たちを支援し連帯してたたかおう!

ストライキ闘争をたたかった、そごう・西武労組の労働者たちを支援し連帯してたたかいぬこう!

 

 そごう・西武労働組合の労働者たちは、8月31日、「雇用の維持」を要求して、西武池袋本店ストライキ闘争を貫徹した。

 親会社のセブン&アイ・ホールディングス(HD)は同日、取締役会を開いて、そごう・西武百貨店をアメリカの投資ファンドに9月1日付で売却することを最終的に決議した。これは、労働者たちの切り捨てである。

 アメリカの投資ファンドは、ヨドバシHDに池袋本店の土地などを3000億円で売却する予定だという。ヨドバシHDは、現在の西武池袋本店に何階にもわたる大きなヨドバシカメラの店舗を入れる、ということを計画しており、これをはじめとして、提携する両資本は、首都圏および全国のそごう・西武百貨店を、ヨドバシカメラやその他の専門店を基軸とするものへと再編することを画策しているのである。これらの資本家どもは、百貨店の店員である労働者たちを退職に追いこみ、新たな専門店が好みの店員を雇う、というかたちで利益をあげることを目論んでいるのである。

 セブン&アイの経営陣は、百貨店の従業員は自企業の系列の店舗で受け入れる、と言い、またヨドバシカメラの経営陣は、一部は自社の店舗で雇う、と言っている。だが、これは、通勤できないところに行かせたり、合わない仕事をやらせたりして、労働者たちを退職に追いこむことを狙ったものにほかならない。

 アメリカの投資ファンドヨドバシカメラセブン&アイの資本家どもは、いままさに、そごう・西武労組の労働者たちに、このようなかたちで襲いかかる体制と態勢をうちかためているのである。

 全国の労働者たちは、ストライキ闘争の貫徹を基礎にしてこのような攻撃にたちむかっている、そごう・西武労組の労働者たちを断固として支援しよう! 連帯して、ともにたたかいぬこう!