アンソロピック、ミュトス級AIの提供を停止。トランプ政権の禁止命令にもとづいて

アンソロピック、ミュトス級AIの提供を停止。トランプ政権の禁止命令にもとづいて

 

 アメリカのAI(人工知能)企業アンソロピックは12日、最先端のAIモデル「クロード・ミュトス5」、および、それと同等の性能をもつ「フェイブル5」の提供をすべての顧客にたいして停止すると発表した。トランプ政権が輸出管理の対象に指定し、国内外の外国人によるアクセスを停止するように命じたことにもとづく。日本も制限の対象となる、という。

 ミュトス級のAIは、あらゆるコンピュータ・システムの欠陥を発見する高度な能力をもち、したがってまたそれが対抗勢力の手に渡るならば、ハッカー攻撃の手段となる、というように騒がれているものである。

 アメリカ帝国主義国家は、AI技術の開発において、中国帝国主義国家とそれにコントロールされた中国企業に猛追されていることのゆえに、自国のAI技術を防衛することに必死なのである。たとえ、西側帝国主義陣営に属する諸国家の政府諸機関と諸企業が、中国政府やロシア政府の意をうけたハッカー集団の攻撃にさらされようとも、そんなことは意に介することなく、自国のAI技術を外国人に利用させないことを、アメリカ帝国主義国家権力者は優先させているのである。

 アメリカ帝国主義経済の没落と危機をのりきるためにAI技術を何としても活用することを、すなわち、資本の直接的生産過程や事務部門や運輸部門や流通部門やまたサービス産業部門などの労働過程を技術化し相対的過剰人口をうみだすために、そして現代の戦争に勝利するための軍事技術を高度化するために、またインターネット・サービス業を肥大化させ人びとに浪費をうながすために、さらには労働者階級およびその他の諸階級・諸階層の人びとをAI中毒におちいらせ、彼らの思考と意志と行動までをも独占資本家的にあやつるために、アメリカ帝国主義国家権力者は狂奔しているのであり、これと同様のことを意志して、あらゆる国ぐにの国家権力者および独占資本家どもは、AI技術の開発を狙い、しのぎを削っているのである。

 全世界のプロレタリアートは、階級的に国際的に団結して、このような帝国主義そのものを打倒しよう!