ドンロー主義を叫ぶ没落帝国主義の首領トランプ、このトランプ政権による西半球の支配の策動を粉砕しよう!

ドンロー主義を叫ぶ没落帝国主義の首領トランプ、このトランプ政権による西半球の支配の策動を粉砕しよう!

 

 ベネズエラへの軍事攻撃とマドゥロの拉致を正当化するために、トランプはみずからのやり口を「ドンロー主義」として基礎づけた。

 「モンロー主義は重要なものだ。しかし、われわれはそれをはるかに大きく超えている。いまは、ドンロー主義と呼ばれている。」「西半球におけるアメリカの支配力は二度と疑問視されることはないだろう」、と。

 ドンロー主義とは、かつてのモンロー主義ドナルド・トランプとをかけあわせた造語である。今日のアメリカ帝国主義国家権力者トランプは、当時の大統領モンローが率いた勃興期のアメリカ国家が南アメリカの諸国に侵略し、アメリカ大陸を支配した時代の再来を夢見ているのである。これは、中国・ロシアの東側帝国主義に追いつめられ、世界の憲兵の座から転落したアメリカ帝国主義、その国家権力者のあがきの叫びなのである。

 トランプの腹はこうである。——もはやアメリカ一超帝国の時代は終わった。地球上のそれぞれの地域は、その地域の強国が支配する。ヨーロッパはヨーロッパ諸国でやっていけ。ユーラシア大陸の北側はロシアが影響力をもつ。東アジアは中国が影響力をもつ。西半球はわがアメリカが支配するぞ。西半球からは、中国・ロシアの影響力を断つ。反米国家は倒す。グリーンランドアメリカが所有する。カナダはアメリカの州になれ。パナマ運河アメリカのものだ。——というわけなのである。

 だが、アメリカ大陸の諸国から、中国帝国主義ロシア帝国主義の影響力を断つことはできない。アメリカ帝国主義の植民地支配に苦しめられ怨念をいだいている中・南米の労働者たちや貧困層の人びとは、さまざまにゆがめられたものであるとはいえ「社会主義」を掲げ、反米の闘いを展開しているのである。これらの人びとに依拠する「反米」国家の権力者と支配階級は、中国帝国主義ロシア帝国主義に依存する度合いを深めているのである。ベネズエラ原油の最大の買い手は中国であったように。

 もはや、アメリカ帝国主義は、反米国家を軍事占領することも植民地にすることもできない。この強暴な国家がなしうることは、反米の国家権力者を軍事的に拉致することと海上封鎖と石油タンカーの拿捕によって、自国の利害を貫徹することだけなのである。このゆえに、この没落帝国主義の国家権力者は、ますます狂暴化することになるのである。

 中南米の労働者たち・貧困層の人びとは、みずからを労働者階級として自覚し階級的に団結して、アメリカ帝国主義の侵略と自国のブルジョアジーの階級的支配を粉砕するためにたたかおう!

 アメリカの労働者たち・勤労者たちは、アメリカ・ナショナリズムをうち砕き、階級的に団結して、トランプ政権を打倒しよう!

 全世界のプロレタリアートはみずからを階級として組織し、プロレタリア・インターナショナリズムに立脚して、東西の帝国主義国家権力と、あらゆる国の資本主義国家権力を打倒するためにたたかおう!