党首討論で、極右同士の神谷と高市がスパイ防止法の制定を確認しあった。この策動を断固粉砕しよう!

党首討論で、極右同士の神谷と高市スパイ防止法の制定を確認しあった。この策動を断固粉砕しよう!

 

 参政党の神谷は、党首討論で、スパイ防止法の制定をどうするつもりか、と高市に迫り、高市は、それはやるつもりだ、と応じた。これは、極悪の極右分子同士の掛け合いである。彼らは、このようにして、戦争体制づくりのための弾圧立法、スパイ防止法の制定を急いでいるのである。

 労働者・勤労者・学生の階級的団結の力で、スパイ防止法の制定を阻止しよう!

 

 スパイ防止法にかんする神谷と高市の掛け合いは次のようなものであった(読売新聞電子版、11月26日より)。

 

 < 神谷氏―― 参政党代表の神谷宗幣です。今、国民は、政治と金の問題や議員の定数よりも、国力が落ちて生活が苦しくなっているということに不満を持っていると感じています。その一因となっている国民の情報や富を奪ってですね、国に損害を与えている行為。これを止めたいと思いまして我々は昨日、スパイ防止法というものを案として提出をいたしました。

 総理もスパイ防止法の必要性を感じておられると思いますが、スパイ防止法、非常に広範でしてその中身が大事です。外国人の代理人制度や対外防諜機関の設立といったものは、総理も訴えておられますが、その他にも我々はですね、情報を奪うこと自体を罪とする、それから破壊工作ですね、データを壊すとか情報を取ろうとする行為自体も禁止する。それからあと国民にしっかりと情報リテラシーを持ってもらってみんなの目で情報をチェックしていく。

 それから国家が、政府がですね、恣意的なスパイ認定をしてですね、罪のない人を陥れるということは絶対にあってはいけないと思いますので、監視機関の設立。そういったことも含めて、スパイ防止法が必要だと考え、提案しましたが、総理のスパイ防止法に対する構想、お聞かせいただきたいと思います。どういった思いか聞かせてください。

  高市首相―― スパイ防止法という名前になるかどうかわかりませんが、そういうインテリジェンス、スパイ防止関連の法制を作らなきゃいけないというのはこれは自民党参議院の公約にも書かせていただきました。

 現在考えております、まず基本法的なもの、そして外国代理人登録法、それからロビー活動公開法などについても今年ですね、検討開始して速やかに法案を策定するということを考えております。

 今、物理的また時期的とおっしゃいましたか、そういう破壊行為についておっしゃいましたが、これらは今の法律でも、罪でございますので罰せられるんじゃないかと思っております。

 それから情報リテラシー教育、ものすごく大事です。今も経済安全保障関連で言いましたら、どういう形で接触が図られるか。どういう手段を外国勢力が使ってくるか。こういったことに関して企業などに情報発信をさせていただいているところでございます。

  神谷氏―― はい、ありがとうございます。この不安に関しては我々も一緒にやれることだと思いますのでぜひ積極的進めていただきたいと思います。>

 

 神谷は、「情報を奪うこと自体を罪とする、それから破壊工作ですね、データを壊すとか情報を取ろうとする行為自体も禁止する。それからあと国民にしっかりと情報リテラシーを持ってもらってみんなの目で情報をチェックしていく」、と強調した。これは、たんに外国のスパイということではない。神谷は、これまで、「共産主義者極左の考えを持った人たちが社会の中枢に浸透している」、と主張していた。まさに、これは、戦争に反対するために労働組合として団結してたたかう労働者たちを、「情報を取ろうとする」ものとして摘発し弾圧することを狙うものなのである。「みんなの目で情報をチェックしていく」というのは、人びとの相互監視体制をとれ、ということなのである。これは、戦前・戦中の「治安維持法特高警察」型弾圧と同じである。

 高市は「情報リテラシー教育、ものすごく大事です」と応じた。情報リテラシー教育とは、「情報を適切に収集、評価、活用する能力を育成するための教育」とされる。こういうことを言う高市と神谷の狙いは、現存支配秩序に歯向かう人間を摘発する情報収集能力を人びとに身につけさせるように教育する、ということである。情報の評価とは、天皇をいただく優秀な国・日本というようにつくりだす支配秩序を維持することを評価の基準とせよ、と人びとにたたきこむということなのである。これは、戦前・戦中の、非国民とみなした者をお上に通報せよ、ということと同じなのである。

 高市と神谷は、独占資本家どもの利益を貫徹するための戦争を遂行するために、このような弾圧体制を敷くことを狙っているのである。

 労働者たち・勤労者たち・学生たちは、このようなスパイ防止法の制定を阻止するために、労働者階級の立場にたち、階級的に団結してたたかおう!