中国政府は日本への渡航自粛を呼びかけ。高市の発言への対抗だ。両国家権力によるナショナリズムの貫徹を粉砕しよう!
毎日新聞は次のように報じた(電子版、11月15日)。
<中国、日本への渡航自粛呼びかけ 「交流の雰囲気著しく悪化」>
<中国外務省などは14日夜、SNS(ネット交流サービス)の公式アカウントで、中国国民に対し、日本への渡航を控えるよう呼びかけた。複数の主要中国メディアが一斉に報じた。
台湾有事は集団的自衛権を行使可能な「存立危機事態になり得る」とした高市早苗首相の国会答弁を巡り、日中間で非難の応酬が続き、影響が拡大している。
発表では、「今年に入り、日本にいる中国人に対する犯罪が多発しており、日本での中国人の安全環境は悪化を続けている」と主張。「日本の指導者による台湾を巡る露骨な挑発的発言は、中日交流の雰囲気を著しく悪化させ、日本にいる中国人の安全に重大なリスクをもたらしている」と指摘した。
既に日本にいる中国人に対しても、安全対策の意識を高めるよう呼びかけた。【北京・畠山哲郎】>
この中国政府の態度表明は、日本国家権力者・高市が反中国の排外主義=日本ナショナリズムを貫徹したことにたいして、中国政府が反日の排外主義=中国ナショナリズムを貫徹して対抗したものにほかならない。
これは、日本政府にたいしては、中国の観光客を日本へは行かせないぞ、と脅す、と同時に、中国の労働者たちを中心にしてすべての諸階級・諸階層の人びとを中国帝国主義国家のもとに国民=中国民族として、よりいっそう強固に統合するための中国独自の民族主義イデオロギーの貫徹なのである。
高市は、「武力行使をともなうものであれば台湾有事は存立危機事態になり得る」として、集団的自衛権を行使し・日本軍を動員して・日米共同作戦行動をとることを公然と表明した。高市のこの発言は、まさに、中国の艦艇の台湾海峡での動きを台湾海上封鎖であり武力行使であると意図的にみなして、中国の軍事基地への日米共同の先制攻撃をおこなう、ということの宣言なのである。
日本国家権力者・高市は、この発言によって、中国政府を脅す、と同時に、反中国の排外主義=日本独自の民族主義イデオロギーによって、日本の労働者たちを中心とするあらゆる諸階級・諸階層の人びとを日本帝国主義国家のもとに国民=日本民族として、よりいっそう強固に統合することをはかったのである。
日本と中国の労働者・勤労者・学生たちは、搾取と収奪と抑圧を強化することを基礎にして、独自のナショナリズムを貫徹し抗争する日本政府および中国政府の策動を粉砕するために、階級的に国際的に団結してたたかおう!
日本と中国のプロレタリアートは、日本帝国主義国家権力および中国帝国主義国家権力を打倒するために、みずからを階級として組織し、プロレタリア・インターナショナリズムを貫徹してたたかおう!

日本と中国の権力者はこんな旗を掲げて
労働者たちをそれぞれの帝国主義国家のもとへの統合はかっているのだ!