「二人に笑顔はありませんでした」——高市による反中国の排外主義=日本ナショナリズムの貫徹
NHKは、高市と習近平の会談についての報道を、かならず、「二人に笑顔はありませんでした」の言からはじめた。同じ原稿を読んでいるのだから当然のことであるとはいえ、政府に忠実なNHKは、ニュースを見る者にその印象を刻みつけた。双方ともに「戦略的互恵関係」と確認しつつ、高市首相は〇〇の懸念を伝えました、のオンパレードであった。高市自身が記者たちにそのように押し出しているのだから、ニュースがそうなるわけである。「台湾問題は向こうから切り出しました」といった以外は、高市は、習近平が何をしゃべったのかを言わなかった。
これは、極右・高市が、日本の労働者を中心とする日本および世界のあらゆる人びとに、反中国の排外主義=ナショナリズムのイデオロギーを貫徹したものにほかならない。経済的には中国との関係を強化しなければならないが、中国・北朝鮮・ロシアを敵とする戦争体制を強固に築くために、労働者階級に属する人びとを中心にしてあらゆる諸階級・諸階層の人びとを、反中国の排外主義=ナショナリズムのイデオロギーでもって、みずからの強権的な国家のもとに国民=民族として統合する、という日本帝国主義国家権力者・高市の意志の貫徹なのである。
労働者・勤労者への搾取と収奪と抑圧を強化することを基礎にして・新たな戦争体制を構築する高市政権を打倒するために、労働者たち・勤労者たち・学生たちは、階級的に団結してたたかおう!
全世界のプロレタリアートは、東西の帝国主義を打倒するために、プロレタリア・インターナショナリズムに立脚してたたかおう!

この一瞬の高市は笑顔を見せているように見える。経済面と軍事面の折衷の表情か