トランプが韓国の原子力潜水艦の建造を承認。高市は日本の原子力潜水艦の建造と安保三文書の大幅改定を狙っている!

トランプが韓国の原子力潜水艦の建造を承認。高市は日本の原子力潜水艦の建造と安保三文書の大幅改定を狙っている!

 

 読売新聞は次のように報じた(電子版、10月30日)。

 

 <トランプ氏が韓国の原子力潜水艦建造を承認、対米投資の見返りに米国内で…通常兵器を備えた原潜か>

 <【慶州(韓国南東部)=池田慶太】韓国訪問中のトランプ米大統領は30日、自身のSNSへの投稿で、韓国による対米投資などの見返りに、原子力潜水艦の建造を承認したと明らかにした。核兵器ではなく通常兵器を備えた原潜になる見通しで、米韓両政府は米国内での建造に向けた協議を本格化させる。トランプ氏は別の投稿で、韓国の原潜が米ペンシルベニア州フィラデルフィアで建造されるとの見通しを示した。

 トランプ氏は投稿で、29日の米韓首脳会談で両国の関税交渉が妥結したことを踏まえ、「韓国は、米国が課す関税を引き下げるために、米国に3500億ドルを支払うことに合意した」と強調。韓国側は米国産の石油・天然ガスを「大量に購入することに同意した」とも指摘し、韓国側の対米投資額は6000億ドルを超えるとの見通しを示した。

 その上で、「私たちの軍事同盟はかつてないほど強力であり、それに基づいて、私は彼らが現在持っている昔ながらの、はるかに機敏ではないディーゼル潜水艦ではなく、原子力潜水艦を建造することを承認した」と表明した。

 別の投稿では、「韓国は自分たちの原潜をフィラデルフィアの造船所で建造するだろう」と記し、「我が国に『古き良きアメリカの造船業』が間もなく大きな復活を果たす。乞うご期待!」とアピールした。

 韓国の原潜保有を巡っては、29日にトランプ氏と会談した韓国の李在明(イジェミョン)大統領が「韓国が原子力潜水艦の燃料供給を受けられるよう決断してほしい」と述べ、韓国の核燃料の再処理などを認めることを求めた。現在、米韓原子力協定は韓国にウラン濃縮や原子力発電所の使用済み核燃料の再処理を禁じている。トランプ氏の承認を受けて、両国は同協定の改定作業の検討に入るとみられる。>

 

 これは、高市政権が日本の原子力潜水艦の建造を狙っていることと軌を一にした動きである。高市政権は、日米共同で、中国の軍事基地や北朝鮮の軍事基地を先制的に攻撃するために、姿を隠した原子力潜水艦からトマホークや日本で開発したミサイルを発射する、という体制を築く策動を着々とおしすすめているのだからである。

 しかも、高市政権は、アメリカの造船能力をたかめるために、日本の造船技術を提供することを約束した。トランプが、韓国の原潜をフィラデルフィアの造船所で建設する、と言ったのは、日本から造船技術の提供を受けることを基礎としたものなのである。

 高市は昨年9月に出版した編著『国力研究』(産経新聞出版)で、「非核三原則」は「邪魔」だとして、安保三文書からの削除を要請していたことをみずから明らかにしていた。これは、直接には、「核を持ちこませない」というのは日本の防衛のためにならないとして、すでに沖縄の米軍基地を中心にして核兵器が存在していることを公然化せよ、ということを主張するものなのであるが、「非核三原則」そのものを削除して、日本が核武装することを狙うものなのである。高市のこの主張は、参政党の「さや」(塩入清香)が「核武装がもっとも安上がり」と叫んだことと、その目論見は同じなのである。

 日本の原子力潜水艦の建造は、その突破口をなすものにほかならない。

 トランプは、韓国の原子力潜水艦の建造を、アメリカの造船所でつくることを条件にして承認した。極右・高市は、「次は日本だ。日本にはプルトニウムは大量にある。日本が自国の原子力潜水艦を建造することの見返りに、日本はアメリカに造船技術を提供するのだ。ウフフ」とほくそ笑んでいることであろう。

 労働者たち・勤労者たち・学生たちは、階級的に団結して、高市政権による日本軍の軍事力増強を阻止しよう!

 プロレタリア・インターナショナリズムに立脚して、東西帝国主義の軍事的抗争をうち砕こう!

 東西の帝国主義諸国家権力打倒!

 

           高市政権が建造を策す原子力潜水艦