反共右翼をめざす「令和の民社党」。次は国民民主党が危ない!極右になるぞ!労働組合を壊しにくるぞ!

反共右翼をめざす「令和の民社党」。次は国民民主党が危ない!極右になるぞ!労働組合を壊しにくるぞ!

 

 極右の参政党が伸びた。自民党を極右の高市がのっとった。次は国民民主党が危ない!

 高市は、萩生田を幹事長代行にすえた。これは、この女が、政治資金問題はものともせず、極右勢力として突っ走ることを決断したことを意味する。また、政調会長に気脈の通じた小林鷹之を起用した。小泉や茂木は内閣にもってきて政務をやらせ、自民党の組織には手を出させないことにした。

 次は国民民主党の抱きこみである。高市が国民民主党の代表・玉木と会談し、自民党副総裁となる麻生が、国民民主党幹事長の榛葉と会談した。閣僚ポストを提示することも検討しているという。

 玉木と榛葉は、すでに、国民民主党そのものを極右勢力にすることを決断している、といいうる。彼らは、スパイ防止法の制定にきわめて積極的である。

 極右勢力の知識人どもは、すでに、「国民民主党は「令和の民社党」をめざせ」とさかんに呼びかけていた。

 民社党=民主社会党とは、1960年に、社会党からその右派が分裂し、西尾末広らの反共分子が牽引してつくった組織である。この党は、総評と対立して・右翼的な労働運動を推進した同盟を組織的基盤とし、この同盟の部分は総評内の金属系労働組合IMF・JC)の労働貴族どもと結託して、現在の連合をつくりだし、その指導部をにぎったのである。

 現在の国民民主党には、この民社党の流れをくむ部分が多い。その中枢は、ゴリゴリの反共分子(反共産主義分子)なのである。

 「令和の民社党をめざせ」という叫びは何を意味するか。それは、残存する旧総評系の労働組合を最後的につぶせ、という号砲なのである。

 連合の内部には、立憲民主党を支持する労働組合が存在する。その外側には、共産党を支持する全労連傘下の労働組合が存在する。さらに、社民党を支持するものが多い・全労協傘下の労働組合が存在する。

 自民党をのっとった高市と・これにすり寄る玉木・榛葉は、結託して、これらの・総評内の左派を形成していた労働組合を一挙に最後的につぶすことを決断し、その行動を開始したのである。

 すでに、極右勢力の一派は、「自治労自治労連から国民を守る党」といったものをつくりだしている。

 危機は切迫している。労働組合の強化は急務である。

 労働組合を極右ファシズム運動と対決する組織として強化しよう!

 高市と玉木の経済政策は、税収を減らし・国家財政支出を増やす、というものである。これは赤字国債の発行を必至とする。これは、戦時の財政拡張政策と同じやり口である。

 戦争に突入する国家権力は、戦時国債を発行して戦費を捻出すると同時に軍需生産を拡大した。戦費の増大とともに、この国債の購入を労働者たちに強制した。そうしておいたうえで、インフレを引き起こし、この国債をたんなる紙っぺらにして、カネを返却する必要のないものにした。

 高市や玉木は、戦時の経済政策を研究し、このやり口を真似ているのである。参政党の神谷もそうだ。少しばかりの賃上げと手取りの増加をやっておいて、それを圧倒的にうわまわる物価高=インフレを引き起こす、というのが、その手口なのである。

 極右の政治家どもの眼はすべて、戦時・戦争に向いている。スパイ防止法の制定それ自体がそうだ。

 労働者・勤労者・学生たちは、極右勢力による・新たな戦争体制の構築を粉砕するために、階級的に団結してたたかおう!

 労働組合の破壊を許すな!

 

 西尾末広:1938年(昭和13年)3月16日、衆議院本会議における国家総動員法案の審議に際し、同法案を支持する立場から、近衛文麿首相に対し「ヒトラーのごとく、ムッソリーニのごとく、あるいはスターリンのごとく、確信に満ちた指導者たれ」と激励した、ということである。