鹿や鳥居の話しをして、高市は悪い奴だ、極右ファシズム運動粉砕!と労働組合・職場で論議しよう!

鹿や鳥居の話しをして、高市は悪い奴だ、極右ファシズム運動粉砕!と労働組合・職場で論議しよう!

 

 高市が「鹿を蹴り上げている外国人がいる」「神社の鳥居にぶら下がっている外国人がいる」と言ったという話しをして、高市は悪い奴だ、極右ファシズム運動粉砕!というように、労働組合や職場や学園や、そして地域で論議しよう。

 労働組合・さまざまな大衆団体を、極右ファシズム運動と対決する組織として強化しよう。

 そのために、次のような資料を活用して、論議してほしい。

 

 高市早苗自民党総裁選決選投票を前にしての発言

 「日本と日本人を心から愛する者として、日本と日本人の底力を信じてやまない者として3度、立候補した。」

 

 高市早苗の「鹿」「鳥居」の発言——自民党総裁選立候補演説で

 <冒頭、高市候補は「皆様、こんにちは。高市早苗、奈良の女です。大和の国で育ちました。奈良の女としては、奈良公園に1460頭以上住んでいる鹿のことを気にかけずにはいられません。万葉集にも鹿のことを詠んだ歌がたくさん載っています。大伴家持にも、角が大きな雄鹿のことを歌った歌がございます。高円の秋の野を流れる朝霧の中を妻を求めて鳴く雄鹿が今立って歩いていく、そういう意味の歌です」と述べた。

 続いて、朗々と「高円の秋野の上の朝霧に妻呼ぶ雄鹿出で立つらむか」と詠みあげると会場で拍手が起きた。

 しかし、その後口調を変えて「そんな奈良の鹿をですよ。足で蹴り上げるとんでもない人がいます。殴って怖がらせる人がいます。外国から観光に来て、日本人が大切にしているものをわざと痛めつけようとする人がいるんだとすれば、皆さん、何かが行き過ぎている、そう思われませんか? SNSも目にしますよね。神社の鳥居を鉄棒かなにかのように見立ててぶら下がって、そして遊ぶ観光客がいるとか。神社をなんと思っとるんでしょうか? 古い古いものが大切に大切にされているところに、そういう日本人の気持ちを踏みにじって喜ぶ人が外国から来るようなら、何かをしないといけません。私、高市早苗、日本をかけがえのない国にしてきたこの古来の伝統を守るために体を張ります」と力強く訴えた。>

 

 天皇ナショナリズムによって神の使いとされる奈良の鹿

 次のような説明がある。

 奈良の鹿は、特に春日大社において神聖視されています。この信仰の起源は、奈良時代に遡ります。伝説によれば、主祭神である武甕槌命タケミカヅチノミコト)が、鹿島神宮から白い鹿に乗って奈良に降臨したとされています。この神話により、鹿は神の使いとして位置づけられ、特別な存在とされるようになりました。

 

 参政党の憲法構想案では、ここに言うような神話を、義務教育で教えよ、としている。

 

 奈良の鹿はこんなにかわいいが……

 

 こんな銅像にまでされた



 支配階級と軍部は、労働者や農民を侵略戦争に動員するために鹿や神社を利用した

 

 出征兵士たちは「戦争勝利!天皇陛下万歳!」と神社を参拝した

 

 兵士として死地におもむかせられる若い労働者・農民は家族に別れを告げた

 

 高市と参政党は、支配階級の利益のための戦争に労働者・勤労者・学生を動員するために、このような天皇ナショナリズムを流布しているのだ。

 階級的に団結して、極右ファシズム運動を粉砕しよう!