極右・高市は労働者のイデオロギー的からめとりを策す。断固粉砕!!イタリアの極右メローニの真似をするぞ!
「日本と日本人を心から愛する者として、日本と日本人の底力を信じてやまない者と
して3度、立候補した」。
高市は、決選投票に臨む演説でこう語った。そして勝った。
これは、日本主義のナショナリズムを内外に貫徹することを宣言したものである。そして、このイデオロギーを自民党内に貫徹し、この党の組織を固めた。
同時に、これは、「もっともっと愛国者になれ」と言った参政党の神谷宗幣への秋波である。この女は、「次の総選挙のあとには、躍進するであろう・あなたの党と連立を組みましょう」、とこの男にエールを送ったのである。
この女は、国家権力者になったうえで参政党といっしょになって、日本主義のナショナリズムを貫徹し、このイデオロギーでもって労働者たちを洗脳し・からめとり、労働組合と一切の労働者組織を破壊することを狙っているのである。東西の帝国主義が抗争しているなかで、新たな戦争体制を構築するためにそうすることを目論んでいるのである。
この女は、イタリアの極右の国家権力者メローニの真似をすることを意図しているのだ、といわなければならない。
現実的な諸政策をとりつつ、極右のイデオロギーを労働者階級に貫徹して階級的に政治的に支配する、ということがそれである。高市は、物価対策などについて、野党と協議しながら現実的な政策をとりつつ、日本主義のナショナリズムを労働者階級に貫徹して支配することをたくらんでいるのである。
すでに、高市は次のように演説した。
「私は高市早苗、奈良の女、大和で育ちました」、と。
この言いまわしはメローニの猿真似である。国家権力者の座に就きたかった一心なのであろう。
この女は、こう言って、大和朝廷回帰のイデオロギーを貫徹したのである。
この女は、「奈良の鹿を蹴り上げている外国人がいる」、「神社の鳥居にぶら下がっている外国人がいる」、と言って外国人を非難した。
これは、外国人への敵愾心をあおり、在来の日本の労働者と外国人労働者とを分断することを狙ったものである。
と同時に、これは、神の使いである鹿を大切にしろ、神さまを祀ってある神社の鳥居を汚すな、と言って、優れた日本の伝統を守れ、優秀な日本人の血を受けつげ、というイデオロギーによって労働者たちをからめとり、支配階級の利益のための戦争に労働者たちを兵士として駆りだすための言辞なのである。
高市は、国家権力者として・このような戦争体制を築くことを意志しているのである。
これは、21世紀現代における極右ファシズム運動である。
労働者たち・勤労者たち・学生たちは、高市と参政党による極右ファシズム運動を粉砕するために、階級的に団結し、プロレタリア・インターナショナリズムを貫徹してたたかおう!

神社の鳥居