高市は外国人への非難を前面に。これは、参政党と気脈を通じた大和朝廷復興運動だ!天皇制軍国主義復活運動だ!!
読売新聞は<高市氏 保守前面>と報じた(2025年9月23日朝刊)。
<■異彩
党内融和を優先し、立場が分かれる政治信条は控えめにする候補者が多いなか、異彩を放ったのが高市氏だ。奈良が地元の高市氏は演説で「大和の国で育ちました」と切り出した。奈良の鹿を蹴り上げたり、神社の鳥居にぶら下がったりする外国人がいるようだと主張し、「古来の伝統を守るために体を張る」と語気を強めた。
高市氏は外国人問題への提起を続け、「公平・不公平、正義・不正義の感覚を逆なでする事態が外国人が増えて出てきている。」「経済的な動機でやってきて難民を主張する人にはお帰りいただく」とまくし立てた。このほか持論の憲法改正などにも触れたが、外国人問題に比重を置いた演説となった。
今回選で高市氏は首相就任時の靖国神社参拝についての明言を避けるなど、「保守色を出し過ぎず広く支持を集める」(陣営幹部)戦略で臨む算段だった。陣営でも演説内容に戸惑う声が出ており、党内では「これでは広い支持は見込めなくなるだろう」との受け止めが広がった。>
高市のこの演説は、外国人と外国人労働者への敵愾心をあおり、労働者階級を分断することを狙うものである。これは、民族排外主義の貫徹にほかならない。
読売新聞は、この演説をくわしく報道するというかたちで、高市を尻押しした。民族排外主義を前面に出した高市へのこの尻押しは。日本の支配階級である独占ブルジョアジーの意志を代弁したものである、といわなければならない。
これは、中国・北朝鮮の軍事基地への先制攻撃という戦争にうってでるために、民族排外主義のイデオロギーでもって、労働者たち・勤労者たち・学生たちを国家のもとに国民=民族として統合することを狙うものなのである。
高市は奈良が地盤であることを基礎にして、「大和の国で育ちました」と切り出した。これは、高市がみずからの正体をあからさまにし、大和民族主義を鮮明にしたことを意味する。この者は、戦前・戦中の天皇制軍国主義を21世紀現代に貫徹することを宣言したのである。
高市は、天皇制国粋主義を精神的支柱とする参政党に顔を向けたのである。神谷に秋波をおくり、媚をうったのである。
この動きは危険である。
高市は、みずからを大和朝廷復興の巫女であるかのように押しだした。これは大和民族主義の貫徹である。このイデオロギーは、「死んで悠久の歴史に生きる」ことを説き、学徒を兵士として死におもむかせた哲学者・田辺元の大和人種主義の21世紀的復活のようなものである。
労働者たち・勤労者たち・学生たちは、21世紀現代の大和人種主義にもとづく戦争体制の構築を粉砕するために、階級的に団結し、労働者国際主義を貫徹してたたかおう!
