先制攻撃のためのミサイルを熊本の自衛隊駐屯地に配備へ。極右勢力の暗躍は、これに連動するものだ!
NHKは次のように報じた(8月22日朝)。
<防衛省「反撃能力」ミサイル 熊本市の駐屯地に最初に配備へ>
<防衛省は他国の基地などを攻撃する「反撃能力」としても使う長射程のミサイルについて、今年度末にも熊本市にある陸上自衛隊の駐屯地に最初に配備する方針を固めました。南西諸島の周辺などで活動を活発化させている中国などへの抑止力を高めたいねらいがあるとみられます。
防衛省は地上から海上の艦艇を攻撃する陸上自衛隊の「12式地対艦ミサイル」について、他国の基地などを攻撃する「反撃能力」としても使うため、改良を行って射程をおよそ1000キロに伸ばす計画です。
この改良型のミサイルについて、今年度末にも陸上自衛隊の地対艦ミサイル連隊がある熊本市の健軍駐屯地に最初に配備する方針を固めました。
熊本市に配備した場合は、中国沿岸部のほか、北朝鮮のほぼ全域が射程に入ることになり、南西諸島の周辺などで活動を活発化させている中国などへの抑止力を高めたいねらいがあるとみられます。
地対艦ミサイル連隊は熊本市や大分県、沖縄県など全国に7つあり、防衛省関係者によりますと、改良型の「12式地対艦ミサイル」をこれらの連隊に順次、配備していくことを検討しているということです。>
ここにいう、改良型ミサイルの自衛隊基地への配備は、中国および北朝鮮の軍事基地への先制攻撃をおこなう体制と態勢をうちかためるものにほかならない。台湾海峡をにらむ中国の基地および北朝鮮全域の基地を先制的に攻撃しうるように、自衛隊はミサイルの射程を1000キロに伸ばしたのである。
日本帝国主義国家権力者は、日米共同作戦行動における日本軍の役割を飛躍的に強化することを狙っているのである。日本の国家権力者と支配階級は、衰退するアメリカ国家の権力者の尻を叩いて、ハワイに司令部をおき第7艦隊を要するアメリカのインド太平洋軍の戦力と機能を最大限に引き出すためには、日本の軍事力を飛躍的に増強し、日本軍の役割をたかめなければならない、と考えているのである。
「12式地対艦ミサイル」の射程距離を1000キロに伸ばすということは、このミサイルを先制攻撃用のミサイルにするということにほかならず、このミサイルを地対艦ミサイル連隊に配備するということは、この連帯を先制攻撃連隊に再編するということにほかならない。
そうすると、日本軍が先制攻撃を十全に遂行するためには、日本国家がなにものにも制約されることなく国家権力を発動しうるようにすることが必要であり、日本国家が戦前のような軍国主義国家にならなければならない、と日本帝国主義ブルジョアジーは考えているのである。その核心が、明治憲法型の憲法の制定であり、天皇制イデオロギーにもとづく労働者たち・勤労者たちの国家への統合と弾圧体制の確立なのである。
これを実現する役割をかってでたのが、参政党などの極右勢力なのである。
このような日本帝国主義ブルジョアジーと極右勢力の目論見をうち砕くために、労働者たち・勤労者たち・学生たちは、みずからを労働者階級として組織し、労働者国際主義を貫徹してたたかおう!