帝国主義的争闘戦にかちぬくための搾取の強化、搾取を強化するために労働者階級を抑えつけるための専制的支配体制の確立!
端的には、次のようにいうことができる。
もはやアメリカ帝国主義が衰退して西側帝国主義の盟主たりえなくなった現在、西側帝国主義諸国・東側帝国主義諸国・そしてグローバルサウス諸国は、血みどろの帝国主義的争闘戦をくりひろげている。この争闘戦にかちぬくために、直接的には軍需生産を拡大するとともに諸商品を安くするために、各国帝国主義的ブルジョアジーは、労働者たちの搾取を徹底的に強化することを策しているのである。
しかも、西側帝国主義諸国の独占ブルジョアジーは、自国の経済を成立たせていくためには、搾取材料が足りないと感じているのであり、外国人労働者をどしどし導入しているのである。
彼ら独占ブルジョアジーは、在来の自国の労働者たちおよび外国人労働者たちから、ともども、剰余労働を無慈悲に搾り取るために、両者の労働者たちを相互に憎しみあわせる方策をとるとともに、スターリン主義の運動を壊滅させ既存の労働運動をからめとったうえにたって、在来の自国の労働者たちと外国人労働たちの両者の反抗を抑えつけるための政治支配体制の強化を目論み、おしすすめているのである。彼らは、スターリン主義政治経済体制から転化した中国およびロシアが、専制的な政治支配体制を敷いていることに対抗して、自国を専制的な支配形態をとる帝国主義国家として構築することを策しているのである。
トランプ政権は、すでに、移民労働者の排斥=出身国への送還と大統領令による政治および政府諸機関の再編をおしすすめている。
ヨーロッパでは、イタリアで、ムッソリーニのファシズムを継承する極右のメローニが政権をすでに奪取した。
また、ドイツで、オーストリアで、フランスで、イギリスで、そしてかつての東欧諸国で、移民労働者排斥を掲げる極右勢力が伸長し、急拡大している。
日本でも、今回の参議院選挙で、極右の参政党が台頭した。彼らは、日本人の血と日本列島の国土という「血と土」のイデオロギーを精神的支柱とし、治安維持法型の弾圧体制を敷く天皇制の帝国主義専制国家を樹立することを目的としているのである。
これが、21世紀現代世界の現実である。
この現実を突破し、西の帝国主義をも東の帝国主義をも打倒するために、全世界のプロレタリアートはみずからを階級として組織し、労働者国際主義を貫徹してたたかおう!