神話と愛国心の教育で、労働者・勤労者・学生を天皇制の帝国主義的軍事強権国家のもとに統合することを狙う参政党
参政党がその憲法構想案にしめす教育は次のようなものである。
「国語と古典素読、歴史と神話、終身、武道及び政治参加の教育は必修とする」
「教育勅語など歴代の詔勅、愛国心、食と健康、地域の祭祀や偉人、伝統行事は、教育において尊重しなければならない」
これは、戦前の天皇制軍国主義国家が、労働者・農民・学生たちを侵略戦争に動員するためにおこなった教育と同じである。
日本は神の国であり、日本人は優越なのだ、と教えるための「神話」というものまである。これは、神による日本列島の創成や天照大神というような神話を、日本国家と日本人の成り立ちとして教えるものであり、戦前・戦中の日本の支配階級は、日本人はこのように伝統があり優秀なのだから、東アジアをこのような神の国に同化させるべきであり大東亜共栄権を築くべきなのだ、として、中国などへの侵略戦争を正当化したのであった。このような教育を定式化したものが教育勅語であった。
日本の支配者の座に就くことを狙っている参政党は、21世紀現代において、日本の教育をこのようなものに改編することを目論んでいるのである。
参政党をあやつる日本の独占資本家階級は、中国やロシアなどの東側の帝国主義諸国を主敵とみなして、西側の帝国主義諸国のなかにあって、落ちぶれたアメリカ国家に従順に従うことを排し、中国・北朝鮮を先制的に攻撃する能力をもつ軍事強国として日本国家を築きあげることを狙っているのである。この狙いを代弁する参政党のスローガンが「日本人ファースト」なのである。
参政党はこの日本の支配階級の利害を体現して、労働者・勤労者・学生たちをこの日本帝国主義国家のもとに国民=民族として統合するために、天皇をいただく神の国・日本というイデオロギーでもって子どもたちを徹底的に教育し、終身という躾や刀・なぎなたをもたせる武道によって子どもたちの体に日本人優越精神と天皇を敬慕する心を刻みこませ、もって天皇のために死ねる人間にしたてあげようとしているのである。
ここで、参政党と日本の支配階級にとって重要なことがある。それは、日本の帝国主義経済は外国人労働者を導入することなしには成り立たない、ということである。どうするか。彼らは、外国人労働者たちを、天皇をいただく神の国・日本という日本国家に屈従させる、ということを狙っているのである。すなわち、外国人労働者たちを日本の子どもたちと同様に教育し、日本人に同化させ、そのように日本国家に屈従した外国人労働者だけをうけいれ、そうすることに反発や不満をもったり従順になれなかったりした外国人労働者は日本から排除する、ということなのである。このようなかたちで、参政党と日本の支配階級は、日本の子どもたちと外国人労働者たちを、もっとも搾取しやすい人間につくりあげることを目論んでいるのである。
日本の支配階級たる独占資本家どもは、参政党などの極右勢力を尖兵として、日本国家を、天皇をいただく帝国主義的軍事強権国家としてうちたてることを画策しているのである。これを目的とする彼らにとって決定的に重要なことは、子どもたちを皇民とするために教育することと、外国人労働者たちに屈従を強いて、「天皇陛下万歳!」と叫ぶまでに教育し神話を吹きこんだ日本人に、彼らを同化させることなのである。
日本の労働者たち・勤労者たち・学生たちは、外国人労働者たちと階級的に団結し、独占資本家どもと極右勢力のこのような策動をうち砕くために断固としてたたかおう!
全世界のプロレタリアートとともに、労働者国際主義を貫徹してたたかおう!