トランプ政権は日本製鉄にアメリカの労働者を搾取させる道を選んだ。労働者の搾取の強化に対決しよう!

トランプ政権は日本製鉄にアメリカの労働者を搾取させる道を選んだ。労働者の搾取の強化に対決しよう!

 

 トランプ政権は、日本製鉄がアメリカ政府と国家安全保障協定を結び、アメリカ政府がUSスチールの経営の重要事項に拒否権を持つ「黄金株」を所有することを条件に、USスチールの100%子会社化を承認した、と日本製鉄は発表した。

 日本製鉄は、すでに、140億ドル(約2兆円)の投資をおこなう、と約束していた。

 トランプ政権は、「黄金株」の所有というかたちで「アメリカ第一」主義のナショナリズムを貫徹しつつ、日本製鉄という日本の独占体に、アメリカの労働者たちを搾取させる道を選んだのである。

 日本製鉄の独占資本家どもは、あくまでも自己の資本の増殖をはかるために、日本の労働者たちを徹底的に搾取するばかりではなく、アメリカの労働者たちをも大規模に搾取することにのりだしたのである。

 日本製鉄は、日本とアメリカの両方に足をおいた。この企業の独占資本家どもは、トランプ政権による高関税政策の実施のもとで日本などの自動車企業がアメリカでの投資を拡大し、高度な品質の鋼材の需要が高まることを見越して、高度な生産技術のアメリカへの移転を大々的におこなうことを決断し、死守したのである。

 トランプ政権は、自国の権力の統制のもとで日本製鉄に投資を拡大させれば、需要の拡大する鋼材を自国でまかなうことができる、という黒い腹づもりのもとに、鉄鋼の関税を50%に引き上げたのである。

 日本製鉄はアメリカに片足をおいた。日本からアメリカへの輸出にこだわる必要はない。むしろ、中国などからのアメリカへの鋼材の流入を阻止したほうがよい。この企業の独占資本家どもは、腹のうちで、トランプ政権による鉄鋼の関税のこの引き上げにほくそえんでいる、といえる。

 独占資本家どもは、しゃにむに自己の資本を増殖するために、あらゆる手をつかって労働者たちの搾取を強化することに狂奔しているのである。

 全世界のプロレタリアートは、この搾取の強化に断固として対決するために、みずからを階級として組織してたたかおう!