トランプは、ウクライナへの軍事支援を一時停止することを命令した。これは、ウクライナ政府に屈服をせまるためだ!

トランプは、ウクライナへの軍事支援を一時停止することを命令した。これは、ウクライナ政府に屈服をせまるためだ!

 

 ホワイトハウス当局者は2月3日に、トランプ大統領ウクライナへの軍事支援を一時停止することを命令した、と明らかにした。

 そして「トランプ大統領は和平に焦点を当てることを明確にしてきた。関係国もその目標に向けて取り組むことが必要だ。われわれの支援が問題の解決に役立っていることを確認するために支援を一時的に停止し、検証している」とのべた。

 また、アメリカの通信社ブルームバーグは、国防総省の高官が、「軍事支援の停止は、トランプ大統領が、ウクライナのリーダーが平和にたいする誠実な決意を示したと判断するまで継続される」と語った、と報じた。

 アメリカ政府は、「まだウクライナに届いていないすべての軍事支援が一時停止の対象になる。航空機や船舶で輸送中の兵器や、隣国のポーランドに運び込まれたものも含まれる」としている。

 これは、トランプ政権がウクライナ政府に、自分たちに従え、と屈服をせまったものである。「安全の保証」などということをつべこべ言わずに、ウクライナの鉱物資源をアメリカと共同で開発することが、ロシアが攻めてこない保証だと考えろ、ということである。「ウクライナのリーダーが」という表現をとっているのは、ゼレンスキーが従わないのなら辞任させろ、ということである。

 これより前、AⓅ通信は、ウクライナのゼレンスキー大統領が訪問先のイギリスで2日に、「ロシアとの停戦合意に達するにはほど遠い」とのべたと伝えた。これについてトランプは3日に、SNSに「最悪の発言だ。アメリカはもう長くは我慢しない。この男はアメリカの後ろ盾がある限り、平和を望んでいない」と投稿し、ゼレンスキーを激しく非難していた。

 アメリカの国家権力者トランプがこのように命令したのは、生活苦にあえぎ不満をいだいている労働者たちを懐柔するためには、ウクライナで停戦にもちこみ、軍事支援に使っていた国家資金を国内の諸企業へのテコ入れにまわす以外にない、と考えているからである。これは、アメリカの支配者どもが、労働者たちをだまして、もっとこき使い、彼らの労働を搾り取ることを狙っているからなのだ。まさに、国家資金を独占資本家どもの資本の増殖のために使うことを、トランプは目論んでいるのである。そのためにこそ、労働者だまし、搾取を強化するのである。

 これが、トランプが停戦を叫ぶ目的なのである。

 アメリカの労働者階級は団結して、このようなトランプ政権を打倒しよう!

 全世界のプロレタリアートは、西と東の両陣営のすべての国家権力を打倒し、労働者階級の解放をかちとるために、国際的に団結してたたかおう!