ゼレンスキーとトランプ。こんなやりとり。この醜いやりとりがおもしろい! これが、労働者を搾取し収奪し抑圧する権力者だ!!

ゼレンスキーとトランプ。こんなやりとり。この醜いやりとりがおもしろい! これが、労働者を搾取し収奪し抑圧する権力者だ!!

 

 アメリカ大統領執務室。記者団の面前で。

 40分ほど経過したところで協議は暗転。同席していたバンス米副大統領が、ロシアのプーチン大統領に厳しい態度をとったバイデン前大統領と違い、トランプ大統領は積極的な外交に乗り出していると語ったのにたいし、ゼレンスキー大統領は、2014年に南部クリミア半島をロシアに違法に併合され、トランプ第1次政権を含む歴代米政権がプーチン大統領を止められなかった経緯を話し出した。そして、彼は、ロシアのプーチン大統領が停戦合意を破って2022年に侵攻したことを挙げ、「あなたが話しているのはどんな『外交』ですか?」と聞いた。バンス副大統領は「失礼ながら、大統領執務室に来て、米国メディアの前でこの件を訴えようとするのは無礼だ。(トランプ)大統領に感謝を示していない」と反論した。

 口論は、ここから始まった。

 その後、トランプ大統領とゼレンスキー大統領が同時に話し続ける形となり、トランプ大統領は「あなたは第三次世界大戦に賭けるのか」と主張。「あなたがしていることは、この国にたいして非常に失礼なことだ。あなたはもっと感謝しなければならない」などと述べた

 トランプ大統領「あなたは今、あまり良い立場にない。非常に悪い立場に身を置くことを認めてしまっている」

 ゼレンスキー大統領「分かっている」

 トランプ大統領「あなた方が勝てないことは分かっている」

 ゼレンスキー大統領「分かっている」

 トランプ大統領「あなたは勝っていない。私たちのおかげで、無事に済む可能性が非常に高いのだ」

 ゼレンスキー大統領「戦争が始まった時から…」

 トランプ大統領「あなたは良い立場にない。今は(交渉の)カードを持っていない。われわれがいて初めて君はカードを手に入れるのだ。今、君は賭けをしている。賭けをしているんだ。あなたは数百万人の命を使って賭けをしている。第3次世界大戦をめぐって賭けをしている。あなたがしていることは、この国にたいし非常に敬意を欠くことだ。あなたの国は大きな苦境に陥っている」

 バンス副大統領は、昨秋の訪米時にゼレンスキー大統領が激戦州ペンシルベニアの陸軍砲弾工場を民主党議員と訪れたことを持ち出して「相手側の選挙運動をした」とやり玉にあげた。そして「この会談を通して一度でも(米国の支援に)ありがとうと言ったか?」などとまくし立て、「何度も感謝を述べている」と反論するゼレンスキー大統領と応酬に。さらに、ウクライナの安全保障は欧州と大西洋を隔てた米国の問題でもあり、「いずれそう感じるだろう」と主張したゼレンスキー大統領を、トランプ大統領が「われわれがどう感じるかは、あなたが決めることではない」と強い口調で遮り、「あなたは今、本当に良い立場にいない」「あなたは第3次世界大戦をけしかけているようなものだ」「あなたの兵士は不足している。それなのに停戦は望んでいないと言うのか」などとたたみかけた。

 トランプ大統領は「もっとわれわれに感謝すべきだ。われわれなしであなたに(交渉の)カードはない」、「あなたの態度が変わらなければ取引は難しいだろう」と述べた。

 会談はその後非公開に移った。予定された協定の署名も共同会見もないまま、ゼレンスキー大統領はホワイトハウスを去った。アメリカFOXニュースによると、最後は協議継続を懇願するウクライナ側を、同席したルビオ米国務長官が「蹴り出す」形になったという。

 これが、追いつめられた帝国主義国家権力者と資本主義国家権力者のやりとりだ。労働者を搾取する者どもの姿が、これだ。

 全世界のプロレタリアートは、西の帝国主義をも東の帝国主義をも打倒するプロレタリア世界革命を実現するために、みずからを階級として組織しよう!