「トランプ大統領は非常にいらだっている」と恫喝。ゼレンスキーは媚。国家権力者どもはどこまでもあくどい!
アメリカのマイク・ウォルツ国家安全保障担当大統領補佐官は、2月20日の記者会見で、「トランプ大統領はゼレンスキー大統領に非常にいらだっている」、とのべた。これは、「トランプの言うことを聞かないと大変なことになるぞ」というゼレンスキーへの恫喝である。これは、権力者の手下のやり口だ。この男は、ゼレンスキーが、ウクライナの鉱物資源の権益を譲渡するアメリカの要求を拒否した点を挙げ、「不満は多岐にわたっている」、とあけすけに言い放ったのである。
ゼレンスキーは、アメリカ政府の特使ケロッグとの会談後の共同記者会見を拒否されたあとに、「ウクライナはアメリカの大統領と強力かつ効果的な投資と安全保障の合意を結ぶ用意がある」、とSNSに投稿した。しっかりと「投資」という言葉を入れたのである。これは、トランプの仕打ちに恐怖し、ゼレンスキーがトランプに媚を売ったものである。自分の頭ごしにプーチンと交渉しないでくれ、停戦条件を有利にするために軍事援助をもっとしてくれ、鉱物資源の権益を渡すから許してくれ、お願いだ、というわけなのである。
彼ら国家権力者どもは、相互に、このようにあくどいのだ。彼らは、労働者たち・勤労者たちを搾取し収奪し抑圧して、支配者としてみずからが君臨する国家の帝国主義的利害と野望・資本主義的利害と野望をあくまでも貫徹するために狂奔しているのである。
このような輩どもとその野望をゆるしてはならない。全世界のプロレタリアートの階級的団結の力で、この戦争そのものをうち砕こう! 戦争を遂行する国家権力者どもを打倒しよう!
プーチン政権打倒!
ゼレンスキー政権打倒!
トランプ政権打倒!
石破政権打倒!
東の帝国主義をも、西の帝国主義をも打倒するプロレタリア世界革命を実現するために、全世界のプロレタリアートは、みずからを階級として組織し、国際的に団結しよう!