トランプ政権による移民摘発を怖れ、シカゴで、移民労働者が仕事に行けなくなった。トランプ政権打倒!!

トランプ政権による移民摘発を怖れ、シカゴで、移民労働者が仕事に行けなくなった。トランプ政権打倒!!

 

 <シカゴ2位の繁華街、ゴーストタウンに——不法移民摘発懸念で住民萎縮>とアメリカの通信社ブルームバーグは報じた。(1月22日)

 <米シカゴ2位の繁華街リトルビレッジは「中西部のメキシコ」として知られ、普段はメキシコ系の飲食店や食料品店で活気にあふれている。だが、20日午後にはゴーストタウンと化した。>

 <発端は、米移民・税関捜査局(ICE)が21日からシカゴで大規模な不法移民取り締まりを計画しているとの米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道だった。

 トランプ政権の国境管理責任者トム・ホーマン氏は21日、CNNとのインタビューで、全米で的を絞った不法移民への取り締まりが行われていると述べ、まずは犯罪者の摘発を優先するが、他にも不法滞在者だと判明すれば身柄を拘束すると説明した。

 シカゴ南部でメキシコ料理店3店舗を経営し、70人以上を雇用するメキシコ出身のオーナーは、すでに従業員2人が仕事に来なくなったと明かした。現在は米国の市民権を得ているこの経営者の男性は、匿名を条件に取材に応じた。従業員全員に欠勤する選択肢を与えたという。

 「ここで25年間働いて多くのことを見てきたが、こんなことは一度もなかった」と20日のインタビューで打ち明け、「この状況をどう乗り切るかが問題だ。従業員だけでなく、顧客全体についてもだ」と語った。>

 

 この報道は事実であろう。

 移民排斥の排外主義を貫徹するトランプ政権の暴挙は開始された。アメリカ移民・税関捜査局(ICE)が摘発にのりだしたのだ。犯罪者の摘発だけではなく、不法滞在者だと判明すれば身柄を拘束する、というのである。

 移民の労働者たちは、怖くて仕事に行けなくなった。ここに言うような料理店などは、移民の労働者によって支えられているのである。

 ラストベルト(錆びた工業地帯)の白人の労働者たちは、「不法移民が南部国境におしよせている」というトランプの宣伝にあおられて、移民労働者を憎んでいる。彼らは、白人労働者が首を切られていくという今日の境遇を移民のせいにしたトランプにだまされたのである。外に敵をこしらえあげてこの敵を攻撃させる、という排外主義のイデオロギーにだまされたのである。

 移民の労働者たちは恐怖にさらされ、萎縮せざるをえなくなった。

 アメリカの労働者たちは分断させられた。これは、よく言われる「アメリカの分断」ということではない。アメリカの被支配階級である労働者階級が分断させられ、労働者階級として団結できないようにさせられた、ということなのである。

 これが、トランプの狙いなのであり、アメリカの独占ブルジョアジーの狙いなのである。貧困と生活苦におとしいれられた労働者たちの不満を抑えこみ、国家権力をにぎるトランプ政権の支配を、したがってアメリカ独占ブルジョアジーの支配を強固なものとするために、労働者階級を分断し、その内部で憎みあいをさせる、ということなのである。

 アメリカの労働者たちは、トランプ政権のこのような策動をゆるしてはならない!

 トランプ政権による移民排斥の排外主義の貫徹を、労働者階級の団結の力で粉砕しよう!

 トランプ政権を打倒するために、白人労働者も移民労働者も、すべての労働者が階級として団結しよう!

 全世界のプロレタリアートは、西側の帝国主義をも、東側の帝国主義をも打倒し、プロレタリア世界革命を実現するために、階級的に国際的に団結しよう!