排外主義を貫徹するトランプ政権を打倒しよう! プロレタリア世界革命のためにたたかおう!

排外主義を貫徹するトランプ政権を打倒しよう! プロレタリア世界革命のためにたたかおう!

 

 ドナルド・トランプアメリカの大統領に就任した。

 彼は「アメリカの黄金時代がいまからはじまる。わが国を立て直し、かつてないほど偉大になる」、と宣言した。「破滅的な侵略を撃退するために南部国境に非常事態を宣言する。軍隊を派遣する。」「インフレはエネルギー価格のせいだ。国家エネルギー緊急事態を宣言する。掘って掘って掘りまくれ」、と叫んだ。

 地球温暖化に対処する「パリ協定から離脱する」、と就任式直後にホワイトハウスは公表した。

 カナダとメキシコに25%の関税をかける、中国には10%の追加の関税をかける、すべての国に一律に10~20%の関税をかける、としていた関税政策にかんしては、すぐには大統領令を発せず、調査する、とした。これは、他の国ぐにの国家権力者を屈服させるのが目的である、と言える。

 ここにつらぬかれているイデオロギーは排外主義である。国家権力者の座に就いたトランプは、自国経済の衰退と労働者たち・勤労者たちの生活苦を外国と外国人のせいにして敵愾心をうえつけるという排外主義の言辞をわめきたてたのであり、このイデオロギーによって、搾取と収奪(インフレにもとづく収奪)に苦しむ労働者たち・勤労者たちをからめとり階級的支配を維持する、という独占ブルジョアジーの利害を国家権力者たるみずからの意志として貫徹したのである。

 アメリカ経済は移民のヒスパニック系の下層の労働者たちによってささえられているのである。彼らなしにはアメリカ経済は成り立たない。こういうことは棚に上げて、トランプは、アメリカ経済の衰退のゆえに失業の危機にさらされている白人を中心とする労働者たちに移民を憎ませる策を弄しているのだ。

 インフレは、原油天然ガスを掘るのを制限せよ、という圧力を外国からうけ・バイデンが従ったせいではない。インフレと労働者たちの生活苦は、独占ブルジョアジーとその政府が、最先端の高度技術部門の肥大化をはかり・かつ・製造業の没落のなかでも独占資本家どもの利益を確保するために、物価と高級技術者や高度技術部門の労働者の賃金とを同時的につりあげ、この物価の高騰によって労働者たちの実質賃金を切り下げ、彼らをより一つ下の階層へと突き落としていく、という政策と行動をとってきたことにもとづくのである。

 さらに、自国経済の衰退をのりきるために関税障壁を築く、というのは、国家のもとにたんまりと関税収入を得るというものなのであり、関税の引き上げにもとづく物価の高騰によって労働者たち・勤労者たちからの収奪を強化する、というものなのである。

 トランプ政権は、「アメリカ第一」を掲げて排外主義をあおり、労働者たちの搾取と収奪を強化するとともに、自分たちの階級的支配を維持するために労働者階級を分断する、という政策の貫徹を開始したのである。

 トランプの就任式には、イタリアの極右の首相メローニが参列した。いまや、トランプとメローニは結託して、ヨーロッパにおいて相次いで、移民排斥の排外主義の極右政権を樹立することを策しているのである。

 日本帝国主義国家権力者・石破は、台湾海峡および朝鮮半島をめぐって、中国・北朝鮮・ロシアと軍事的に対抗するために、日本国家がその地位をたかめるかたちで日米軍事同盟を強化する、ということを狙って、トランプとの会談を急いでいるのである。

 アメリカのプロレタリアートはトランプ政権を打倒しよう!

 全世界のプロレタリアートは、西側の帝国主義をも東側の帝国主義をも打倒し、プロレタリア世界革命を実現するために、みずからを階級として組織し、国際的に団結しよう!