トランプ政権による移民の強制送還政策=排外主義の貫徹をうち砕こう!

トランプ政権による移民の強制送還政策=排外主義の貫徹をうち砕こう!

 

 1月20日に大統領に就任するトランプは、「不法移民のアメリカ史上最大の強制送還をはじめる」と宣言している。トランプはその座に就いた初日に、大統領令で、メキシコ国境を閉鎖し、法執行機関に移民の強制送還の権限や資金をあたえる目論見である、と言える。

 これは、自国の諸企業が中国の諸企業との競争に敗北を喫して衰退し、独占資本家どもがこの犠牲を労働者たちに転嫁していることにもとづいて、失業の危機にたたきこまれ生活苦におちいり不満をいだいている労働者たちに、中南米からの移民の労働者たちへの敵愾心をあおり、労働者階級を分断することを意志したものにほかならない。これは、「アメリカ第一」を掲げた移民排斥の排外主義の貫徹なのである。

 危機に瀕したアメリカの独占資本家どもの利害を体現して、国家権力者の座に就くトランプは、日々、一つ下の層への転落を余儀なくされている労働者たちに、「不法移民」と烙印した労働者たちへの憎しみと攻撃の目をむけさせ、こうすることによって、独占資本家どもが労働者たちを徹底的に搾取し支配しているブルジョアジー独裁の国家の安泰を策しているのである。

 トランプをささえるイーロン・マスクは、ヨーロッパ諸国の極右勢力を支持し、彼らを支援する宣伝を大々的におこなっている。この極右勢力は、「移民を出身国に送還せよ」と主張し、排外主義のイデオロギーを鼓吹しているのである。

 アメリカでもヨーロッパでも、支配者どもは、インフレによって労働者たち・勤労者たちを収奪しているのである。これへの労働者たち・勤労者たちの不満を移民の労働者たちへの反感へとむかわせているのだ。

 在来の労働者たちも移民の労働者たちも、排外主義のイデオロギーをうちやぶり、みずからを、資本によって搾取されている賃労働者として自覚し、労働者階級として階級的に団結しよう!

 自分たちを支配する帝国主義国家権力を打倒し、プロレタリア世界革命を実現するために、国際的に階級的に団結しよう!