ドイツ極右政権樹立を阻止せよ! 極右、移民世帯に「追放チケット」配布。ナチスの手口だ!

ドイツ極右政権樹立を阻止せよ! 極右、移民世帯に「追放チケット」配布。ナチスの手口だ!

 

 読売新聞は<移民世帯に「追放チケット」 独右派政党、選挙ビラ ナチス想起 警察が捜査>という表題で次のように報じた(ベルリン=工藤彩香、1月16日朝刊)。

 <2月に総選挙を控えるドイツで、急進右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が、南西部カールスルーエの移民系世帯に「国外追放チケット」と称した選挙ビラを配布した疑いが浮上し、物議を醸している。第2次世界大戦中のナチスによるユダヤ人国外追放を想起させるもので、警察が扇動の容疑で捜査を始めた。

 公共放送ARDなどによると、ビラは航空券を模したもので、搭乗者名に「移民」。発着地に「ドイツ発、安全な出身国着」と書かれていた。AfDカールスルーエ支部のQRコードも載っていた。移民排斥を掲げるAfDはシリアのアサド政権崩壊後、シリア難民の強制送還を訴えている。

 同地区選出のAfD議員はビラ配布を認めた。移民系だけではなく幅広い層を対象に自宅に投函したと説明している。カールスルーエ市長は「恐怖を引き起こすもので、一線を越えている」とAfDの選挙活動を批判した。>

 この報道は具体的であり、この内容は事実である、といえる。

 AfD議員の言う「移民系だけではなく幅広い層を対象に自宅に投函した」というのは、ヒトラーナチスを信奉する極右としての自分たちの意図をあけすけに語ったものといわなければならない。

 2月の選挙で、自分たち極右勢力が勝利するために、移民系の労働者たちを恐怖でふるえあがらせて自分たちに抵抗できないようにするとともに、ドイツの在来の労働者たちには、「シリアは安全な国になったのにまだドイツに居座り自分たちの職を奪っている」というように移民への敵愾心をうえつけ、自分たちに票を投じさせる、ということをこの極右勢力は狙っているのである。まさに、これは、反移民の排外主義の貫徹である。これまでのブルジョア政府が、ゼレンスキー政権への兵器の援助とロシアへの経済制裁によってロシア産の天然ガスを得られずエネルギー価格が暴騰し、同時に経済が停滞して失業と生活苦におちいっていることを移民のせいにして、移民の労働者への攻撃へと、ドイツの在来の労働者たちとその他の諸階層の人たちをむかわせるというのが、排外主義を鼓吹する極右勢力の目的なのである。この排外主義の鼓吹は、ドイツの労働者階級の分断を目論むものであり、これは、労働者階級の不満と反発を圧殺し、自分たちの支配を盤石のものとする、というドイツ独占ブルジョアジーの利害を露骨に貫徹するものにほかならない。

 ドイツのプロレタリアートとすべての勤労諸階層の人びとは、極右勢力主導の政権の樹立を阻止するために起ちあがろう!

 選挙での一票に幻想をもってはならない。一切の議会主義から決別しよう! 労働者階級の階級的な力で、極右政権樹立を阻止しよう! 労働貴族どもの妨害をはねのけ、労働組合の下部組織から、職場から、極右政権樹立阻止のストライキ闘争を組織し展開しよう!

 移民排斥反対! 排外主義をうち破ろう! 移民労働者とドイツ在来の労働者との階級的団結をつくりだそう!

 ウクライナ戦争をうちくだけ! ロシア政府による侵略阻止! ゼレンスキー政権による軍事行動阻止! ドイツ政府とNATO諸国政府によるゼレンスキー政権への一切の兵器の供与を許すな!

 インフレによる労働者・勤労者の収奪反対!

 独占資本家どもによる労働者の搾取を許すな!

 ドイツのプロレタリアートと勤労諸階層は、一切の議会主義と民族主義から決別し、みずからを労働者階級として組織し、プロレタリア・インターナショナリズムの立場にたって、全世界のプロレタリアートと団結してたたかおう!

 ドイツのプロレタリア党は、極右政権の樹立を阻止するために、職場・地区からソビエト(労働者評議会)を創造する組織的基礎をつくりだそう! 労働者たちを、ソビエト(労働者評議会)を創造する意志をもつプロレタリア革命の主体として変革し組織しよう!

 われわれ日本のプロレタリア党とともに、全世界のプロレタリア党とともに、団結してたたかおう!

 プロレタリア世界革命のためにたたかおう!

 

  ドイツの極右勢力が信奉するヒトラー