被団協の人と同席していた高校生とその仲間たちへ——それらの国ぐには核兵器を保有するのはなぜなのかを考えよう

被団協の人と同席していた高校生とその仲間たちへ——それらの国ぐには核兵器保有するのはなぜなのかを考えよう

 

 核廃絶を訴える高校生たちの話し合いをテレビが映していた。指導者らしい人が「対話の重要性」を語っていた。

 高校生のみなさん、考えよう。

 「対話の重要性」を自分の信念とすることで、問題が解決するのであろうか。対話とは、核兵器を生産し保有し配備している国ぐにおよび日本のようにアメリカの核兵器に依存している国の指導者と、核廃絶を訴える人たちとの対話ということであろう。

 ここで考えよう。はたして、それらの国の指導者は、自分たち核廃絶を訴える人たちの言うことを聞く耳をもっているのだろうか。彼らは、特定の利害をもった国家権力者なのではないだろうか。彼らは、軍需産業などの諸産業の独占資本家たちの利害を体現しているのではないだろうか。この独占資本家たちは、労働者たちや勤労者たちを搾取し収奪し抑圧しているのではないだろうか。

 いま世界では、ロシア・中国を中心とする東側の陣営と、アメリカ・ヨーロッパ・日本などを中心とする西側の陣営とが対立し、領土や勢力圏を拡張するために軍事的にあらそっている。

 自国の労働者たちや勤労者たちを搾取し収奪し抑圧することを基礎にして・自国の領土や勢力圏を拡張するために・敵対する国に軍事的手段を用いるのは、帝国主義国家なのではないだろうか。自分が知っているあらゆる知識を、しかもそれを批判的に検討しつつ駆使して考えてほしい。

 対立するところの、東側の諸国家も、西側の諸国家も、核兵器を生産し保有し配備しそれでもって敵国を脅すのは、またその核に依存するのは、それらの国の指導者が独占資本家たちの利害を体現する国家権力者だからなのである。この国家権力者が、労働者たちや勤労者たちを搾取し収奪し抑圧する独占資本家たちの利害を貫徹して領土や勢力圏を拡張するために軍事的手段を行使しているのだ、といわなければならない。すべての国では、ブルジョアジー(資本家階級)がプロレタリアート(労働者階級)を支配しているのである。

 だから、ロシア国家がウクライナ核兵器を使うのを阻止するためには、そしてあらゆる国のすべての核兵器を廃絶するためには、帝国主義を打倒しなければならない。ロシア・中国などの東側の帝国主義諸国家権力と、米・欧・日の西側の帝国主義国家権力を、そしてすべての資本主義国の国家権力を、全世界のプロレタリアートは国際的に階級的に団結して打倒しなければならない。

 高校生のみなさん!

 自分自身がプロレタリアートの立場にたって、ともにたたかおう! われわれがたたかうのだ! われわれはたたかうのだ!