ブルジョア議会選挙とソビエト(労働者評議会)創造のわれわれの意志の貫徹

ブルジョア議会選挙とソビエト(労働者評議会)創造のわれわれの意志の貫徹

 

 21世紀現代の日本の物質的および階級的の諸条件のもとでは、プロレタリア世界革命の立場にたって日本プロレタリア革命を実現するためには、われわれプロレタリア党は、職場ソビエト(職場労働者評議会)を基底とし、産業別的業種別的構成と地方別的地区別的構成との二重の構成をもつソビエト(労働者評議会)を創造しなければならない。諸産業を諸独占体が支配し、そのもとに膨大な中小諸企業や個人営業者をあみこみ、「連合」傘下の諸労働組合および労働組合には組織されていない労働者たちを企業経営者のもとにからめとっているからである。二重の構成をもつソビエトは、このような労働者たちがみずからを階級として組織する形態なのである。

 われわれプロレタリア党は、一定の主客諸条件のもとでこのようなソビエトを創造する、ということを意志するのであり、この主客諸条件が成熟していない平時でのブルジョア議会選挙に際しては、ブルジョア議会粉砕・一切の議会主義反対の、すなわち反議会主義の、イデオロギー的=組織的闘いをくりひろげるというかたちで、この意志を貫徹しなければならない。なぜなら、ブルジョア議会選挙そのもの・および・ブルジョア議会に依存するという議会主義にもとづく既成の諸政党の諸行動は、労働者たちを単なる一票におとしめて、彼らの現存社会への怒りと階級的自覚の芽生えを踏みつぶし、彼らを現存ブルジョア支配秩序のもとによりいっそうがっちりと抱きこむものだからである。

 われわれプロレタリア党は、——たとえそれなりに大きな組織的力量をもっているという諸条件のもとでさえも、——ブルジョア議会選挙に党としての立候補者を出すならば、労働者たちを票として獲得することを迫られるのであって、これまで積み重ねてきたところの、労働組合での・職場での・また地域での大衆的および組織的の基盤を創造する闘いと衝突することになる。わが党の候補者に一票を投じた労働者は、どうしても、この候補者が議会で議員として活動することに期待を寄せることになるのであり、これは、ブルジョア議会において議員としてなにがしかのことをなしうるかのような幻想をもつことにつながってくるからである。

 このような考察にもとづいて、われわれは、今日のブルジョア議会選挙に際しては、労働者たちに階級的自覚をうながし彼らを階級として組織するために、一切の議会主義に反対し、この資本主義社会をくつがえすことを目的としてブルジョア国家機関を粉砕しソビエトを創造する、という意志を彼らに獲得させるためのイデオロギー的=組織的闘いを展開するのでなければならない。