中国・北朝鮮の基地を日米共同で先制的に攻撃するための体制と態勢づくり——東西帝国主義陣営の軍事的抗争を打ち砕け!

中国・北朝鮮の基地を日米共同で先制的に攻撃するための体制と態勢づくり——東西帝国主義陣営の軍事的抗争を打ち砕け!

 

 7月28日に、外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)が開かれ、アメリカ代表は、在日米軍司令部を「統合軍司令部」として再編することをうちだした。この統合軍司令部は、ハワイのアメリカ・インド太平洋軍とその司令部のもとにあって、在日米軍の海軍、空軍、海兵隊、陸軍にたいする一定の指揮権を付与されるものであり、今年度中に発足するところの、日本の陸海空3自衛隊を平時から一元的に指揮する「統合作戦司令部」と密接に連携をとることを目的とするのである。

 在日米軍の統合軍司令部と日本軍の統合作戦司令部の設置は、緊迫する台湾海峡朝鮮半島の情勢に対応して、中国軍や北朝鮮軍が動くと日米両政府が見なすやただちに、日米両軍が共同作戦行動をとって、敵基地を先制的に攻撃する、という体制と態勢をよりいっそう強化することを狙うものにほかならない。

 しかも、2プラス2では、アメリカ企業製の地対空誘導弾「PAC3」と中距離空対空ミサイル「アムラーム」を日米で共同生産していくことをも申し合わせた。これは、ウクライナのゼレンスキー政権への軍事支援のための兵器生産で精いっぱいのアメリ軍需産業を日本の軍需産業が支えていくことを目論んだものなのである。

 いま見た、在日米軍司令部の統合軍司令部への再編を、この統合軍司令部の指揮のもとに自衛隊が組みこまれ日本の自主性が損なわれることとして心配するのは、こう心配する者が、中国・北朝鮮・ロシアから西側帝国主義陣営を防衛することを当然のことと考えたうえで、日本国家が自主的に世界に雄飛することを願うものなのである。ここにつらぬかれているのは日本ナショナリズムにほかならない。

 一切のナショナリズムを打破し、日米軍事同盟の強化を阻止するためにたたかおう!

 東西両帝国主義陣営の軍事的抗争をうちやぶる反戦闘争を、プロレタリア・インターナショナリズムの立場にたって展開しよう!