プーチンにウクライナ人民を殺させる米欧帝国主義権力者

プーチンウクライナ人民を殺させる米欧帝国主義権力者

 

 ウクライナでの戦争はめちゃくちゃだ。プーチンの命令にもとづくロシア軍のウクライナ人民虐殺はめちゃくちゃである。同時にゼレンスキー政権のやっていることも無茶苦茶である。

 マリウポリでは、ロシア軍は、アゾフスタリ製鉄所を包囲して、これに立てこもるウクライナ軍とアゾフ大隊に投降を迫った。ゼレンスキー政権はこの最後通告を拒否した。「軍が全滅なら停戦協議は中止する」と叫んだゼレンスキーの態度は、旧日本軍の「全員玉砕せよ!」と同じである。

 このゼレンスキーをあやつっているのが米欧の帝国主義国家権力者どもである。これらの権力者どもは、プーチンのロシアを壊滅するために、ゼレンスキー政権に兵器を与え抵抗させて、ロシア軍にウクライナ人民を殺戮させているのである。

 マリウポリ市当局は、その製鉄所には、1000人以上の女性・こども・老人が避難している、と発表した。ゼレンスキー政権が軍の立てこもるところにこれらの人びとを避難させたのは、これらの人びとを盾にするものである。これは沖縄戦と同じである。日本の軍国主義権力は、連合軍の本土上陸を遅らせ天皇制を守るために沖縄の人民を盾にしたのである。

 プーチンのロシアのやっていることは、——追いつめられたあがきでやっているのと有利な地平を自国により有利にするためにやったのとの違いはあれ——アメリカ帝国主義国家権力者が広島・長崎に原爆を投下したのと同じである。それは人民の無差別殺戮である。

 全世界の労働者・人民は、あらゆる排外主義と民族主義をのりこえよう!

 全世界のプロレタリアートと人民は、階級的に連帯し団結して、この戦争を阻止するためにたたかおう! 東西の帝国主義諸国家の激突をうち砕くためにたたかいぬこう!

              二〇二二年四月一九日